長尾謙杜と當真あみが紡いだ“一生に一度のラブストーリー” 一途な想いから生まれる奇跡の物語を語る4月4日公開の映画『おいしくて泣くとき』で共演
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
ロケ地の豊橋から四つ葉のクローバーが消えた!?
――プロデューサーさんからは「子ども食堂の存在意義などを描いているものの、ただ、苦しい社会派作品にするのではなく、あくまでもエンターテインメントとして、若い世代にも感動してもらえるものを目指したい」という言葉がありましたが、演じる側として意識した部分はありましたか?
長尾「脚本を作るときに監督やプロデューサーさんが重くなりすぎない、絶妙なバランスになるように話し合いながら作ってくださったのかなと思います。そういう現状があることを伝えつつも、心也と夕花の関係性や30年後の物語をしっかり紡ぐことは意識していました。」
當真「物語に入っている要素は、今、現実社会でも起こっていることなので、そういう部分だけを見ると、重く暗く感じるところもあるかもしれないですが、その中でも人と人との関わりを描いたシーンにはすごくやさしさがあると思いました。辛い親子の関係もあるけれど、初恋のような甘酸っぱさのような要素もあるし、この年齢ならではの雰囲気が物語全体を包んでいる作品だと思いました」
――今回の作品は長尾さんの初となる劇場映画主演ですが、撮影が始まるにあたって緊張などはありましたか?
長尾「いいのか悪いのかわからないけど、緊張はなかったです。初対面の顔合わせのときも監督がすごい笑顔で人柄もステキな方なので、楽しい気持ちで撮影に入れたかなと思います。あとは、知っているスタッフさんもいらっしゃったので、ヤバい、初めましてだらけだ、みたいな気持ちもなかったですね」
――顔合わせの段階から、結構いい感じで現場入りができたと?
長尾「プロデューサーさんはすごく明るい方だし、以前グループ全員でお世話になっていた方でもあったんです。それに加えて監督もめちゃくちゃ明るい方だったので、明るいポジティブな空間だったなと思います」
――當真さんは、今回の作品も含めてクランクインする際は緊張されるものですか?
當真「私は緊張します。スタッフさんも含めて初めましてだったりすると、現場の雰囲気はどんな感じなのかもわからないですし。今回に関してはクランクインして最初のシーンが夕花のお家という少しシリアスなシーンだったんです。なので、繊細な部分を演じるということもあって、緊張もありました。ただ、このシーンこそが夕花のキャラクターの土台となる部分でもあったので、緊張しつつも大切に演じられたと思います」
――撮影中のエピソードで印象に残っていることがあったら教えてください。
長尾「愛知県の豊橋市での撮影があったんですけど、愛知といったらウナギのイメージがあって、浜名湖も近いしウナギが食べたいねっていう話になりまして。それでプロデューサーさんや當真さんをはじめ、みんなでウナギを食べに行ったのですが、やっぱりすごくおいしかったです。地方ロケに行くと、そこの名物を食べたいなと思うのですが、豊橋ではひつまぶしを食べられてよかったです」
當真「私は、ロケの合間にずっと四つ葉のクローバーを探していました。クローバーが生えているところを見つけるたびに探していて。最初は私とマネージャーさんの2人で探していたのですが、プロデューサーさんも長尾さんも加わってくださって」
長尾「はい。僕も一緒に探しました(笑)」
當真「どんどん仲間が増えていったことで、見つかる数も増えて。それでみんなにプレゼントしたんです」
長尾「クランクアップの日にプレゼントしてくれたんですけど、みんな喜んでいましたね。最初はなんでこんなに集めているんだろうと思っていて(笑)。四つ葉のクローバーを見つけたら夢が叶えられるっていうじゃないですか。なので(そんなに見つけたら)めっちゃ夢を叶えられるやん、と思って見ていたんですけど、最終的に素敵なプレゼントをいただきました。
(もらった)僕のマネージャーがすごく喜んでいて、なにわ男子の現場では見たことのない笑顔をしていて。なんなん、その笑顔って、マネージャーに軽く腹が立ちましたね(笑)。僕自身も今も大切に持っています。今、豊橋に四つ葉のクローバーはないんじゃないかっていうくらい集められていたので、見つけられたらそれこそが奇跡だと思います。ぜひ、探してみてください!」
――物語の中の重要な要素として、子ども食堂で提供されたバター醤油焼うどんがありました。撮影中、何度か食べる機会があったと思うのですが、感情が動かされる部分はありましたか?
長尾「いろんな場面で食べているのですが、シンプルにおいしかったです。撮影で余ったものを昼休みにスタッフさんと一緒に食べたりするくらいおいしくて。今でも食べたくなりますし、せっかくなのでこの作品が公開されるときにみんなに食べてもらいたいなと思います。レシピの公開が問題なければぜひ公開していただいて、僕らと同じものを共有できたら嬉しいなと思っています」
――當真さんが演じた夕花にとってはある意味、ライフライン的な意味合いもあった子ども食堂のメニューで、物語の後半にも重要なキーワードとなる食べ物でしたが、何か思い入れはありましたか?
當真「私は長尾さんと比べると食べるシーンは少ないのですが、おいしくて安心感しかなかったですね。これは裏話ですが、私は利き手が左手なんですけど、右手で箸を使っていまして。そのせいで全然(うどんが)取れなくて(笑)。なので、(シーンを撮り終わって)カットがかかったあとにつまみ食いをしていました。やはり利き手じゃないと麺って掴みづらくて。でも、すごくおいしかったです」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
Instagram:@remisatoh
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ