「愛車はハーレーのDリーガー」ダンスと音楽の二刀流 Valuence INFINITIES・SEIYAのダンス哲学とプライベートに迫る「D.LEAGUE 24-25」レギュラーシーズン終盤戦へ
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
ダンスと音楽の二刀流
――SEIYAさんは「CVLoops」名義で音楽制作もされていますが、それについて教えていただけますか。
SEIYA:基本的に音作りも前のめりでやってます。頭の中は意図的に分けている感じではないですね。CVLoopsとして曲の制作を依頼してもらえたりして、ダンス以外のお仕事をいただけるのは嬉しいです。
音楽を始めたきっかけはコロナ禍。2、3カ月したら普通の生活に戻ると思っていたのですが、レベルアップして出場しようと思っていたバトルもなかなか開催しなくて。自分のダンスを見せる場がなさすぎて、何のために踊っているのかを見失ってしまったんです。
そこで前々から作ってみたかった音楽を始めてみようかな、と思ってシンプルなサンプラーを買ったら面白くてハマったんですよ。それからは朝起きて作って、昼食の後に作って、夜ご飯食べて作って寝て、という日々。もちろんダンスの練習もしていましたけどね。コロナ禍がなかったら、こういう多岐な活動はできていなかったかもしれません。
――ダンスと音楽を両立している人も多くないと思います。
SEIYA:チームメイトのKEINは歌もやるんですよ。自分も今までみたいに両刀で活動していきたいですね。「トラックメイカーとしても有名だけど、実はダンサーなんだよ」、もしくは「ダンスが超上手いけど、音楽のプロデュースもしているんだよね」みたいな。
今は自分の人脈のアーティストとコラボしていますが、それをもっと広げていけたらと。既に「CVLoops=SEIYA」を知らずに音を使ってくれるダンサーもいるし、無理な話ではないと思ってます。
――注目しているダンサーやチームがいたら教えてください。
SEIYA:思い浮かぶのはLIFULL ALT-RHYTHMのcalinさんですね。D.LEAGUEに参加される前からスターでリスペクトしている存在。リーグに参加することで色が変わることもなく、今でも唯一無二のダンスをしているなと。他のチームは興味がないという訳ではないのですが、自分のチームに一番関心があるし、仲が一番いいと思ってます。
――チームの仲を良好に保つ秘訣は?
SEIYA:怒るときは「ちゃんとやれよ」、褒めるときは「めっちゃいいね!」と何か気付いたら伝えること。もしかしたら周りは「SEIYA言い過ぎ」と思っているかもしれませんが、リーダーはそういう役目なんだろうなと。嫌われる勇気も必要。全員にとってよい環境を作るために自分のなかでそう決めてます。
男だけのチームだから可能なのかもしれないですけどね。雰囲気は男子校みたいな感じなので(笑)。僕が学級委員長で先生的にディレクターのSTEEZさんがいる感じ。ちょっと隙間があればふざけるし、いつも笑いが絶えません。
――リーグが広がってる感じはあります?
SEIYA:D.LEAGUEのことがネットニュースになっているのを見ると感じますね。やっぱりメディアに出るだけで、自分たちのダンスを見てもらえる機会も増えると思ってます。
――最近だとLDHのチーム・LDH SCREAMの参戦もニュースになりました。SPダンサーとして、EXILE TRIBEのメンバーが起用される可能性もあるとか。それについてはどう思われていますか?
SEIYA:ポジティブに捉えていますね。僕はラウンドが終わった後のお見送りに力を入れているんですけど、他のチームを推している人が「今日はSEIYAさんに声をかけようと思って来ました」と言ってくれたりするんですよ。だからLDHさんのファンもINFINITIESに振り向かせます(笑)。
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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