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連載山谷花純の映画連載「All is True」

「知らないことを知らないまま生きる道もある」映画『オッペンハイマー』を観て女優・山谷花純が考えたこと

執筆者: 女優/山谷花純

ストーリー

「知らないことを知らないまま生きる道もある」映画『オッペンハイマー』を観て女優・山谷花純が考えたこと

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赤狩り(※)の嵐が吹き荒れる1954年。オッペンハイマーは、ソ連のスパイ疑惑を受け、秘密聴耳会で言及を受ける。これは後に、「オッペンハイマー事件」と呼ばれることになる。

赤狩り……政府が国内の共産党員およびそのシンパを、公職を代表とする職などから追放すること

1959年、この事件の首謀者であるストローズとの公聴会が開かれた。これらとオッペンハイマーの生涯の時系列が交錯する形で物語は展開する。第二次世界大戦下、才能あふれた物理学者ロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府の極秘プロジェクト「マンハッタン計画」において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。

そして彼は、優秀な科学者たちを率いて、世界で初となる原子爆弾(ファットマン)の開発に成功した。しかし、原爆が実践で投下されると、あまりにも酷い惨状を目にすることとなる。

多くのアメリカ兵の命を救った英雄として「原爆の父」と呼ばれることに困惑し、既に戦力を失い降伏間近だった日本へ原爆投下したことにより、多くの犠牲者を生んでしまった事実に苦悩する。

世界の運命を握らされた、オッペンハイマーの栄光と没落。そして、その生涯と真実とは――。

この記事を書いた人

1996年12月26日生まれ、宮城県出身。2007年にエイベックス主催のオーディションに合格、翌年12歳でドラマ「CHANGE」(CX/08)で女優デビュー。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)、「ファーストクラス」(14/CX)など話題作に出演。その後、映画『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』(18)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)、連続テレビ小説『らんまん』(23)などに出演した。主演映画である『フェイクプラスティックプラネット』(20)ではマドリード国際映画祭2019最優秀外国語映画主演女優賞を受賞するなど、今後の活躍が期待される。

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