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「安倍乙が語る“あざとい女”考察論」“もどキュン”なラブストーリー『きみは面倒な婚約者』出演で話題

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

3月よりTELASAで配信がスタートしたドラマ『きみは面倒な婚約者』で、“もやもやさせる存在”のあざとガール・花澤優衣を演じる安倍乙

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3月よりTELASAで配信がスタートしたドラマ『きみは面倒な婚約者』(テレビ朝日)(地上波は3月28日放送)で、“もやもやさせる存在”のあざとガール・花澤優衣を演じる安倍乙さん。グラビアで注目を浴び、お芝居からバラエティまで活動の幅を広げ注目を集める彼女に、新ドラマの見どころから、プライベートが垣間見える話題までいろいろお話しいただきました!

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もどかしくてキュンキュンする作品であざとい女を熱演中!

3月よりTELASAで配信がスタートしたドラマ『きみは面倒な婚約者』で、“もやもやさせる存在”のあざとガール・花澤優衣を演じる安倍乙

――新ドラマ『きみは面倒な婚約者』はコミック原作ですが、原作を読んだときの感想は?

安倍乙(以下、安倍):原作を読んだときは、ただのラブコメじゃないなって思いました。かなり複雑な人間関係があって、ハッピーエンドに向かって一直線なのかと思いきや、私が演じる花澤(優衣)が、幸せな二人の間をかき乱していく感じが読んでいて飽きないし、すごく面白いなと思いました。

――安倍さんが演じる花澤優衣は物語のキーマンとなる人物ですが、どのような女性だと思いますか?

安倍:新入社員として営業部に配属されるやいなや、“シゴデキ”社員・橘はじめ(堀夏喜)に一目惚れするんです。社長令嬢の加治屋紫乃(田辺桃子)という婚約者がいると知っても、奪いにいく役どころ。花澤さんは“婚約者に勝つ”という思いで、計算しながらいろいろ仕掛けていくのですが、ただあざといというだけでなく、その計算高さにずる賢さもあったりするんですね。なので、ただのあざとガールというよりも、少し裏があるような、含みがあるようなキャラクターになるように意識して演じています。

――ご自身との共通点は?

安倍:花澤さんほどではないと思うのですが、負けん気が強いところは似ているかなと思います。

――演じる上で監督からアドバイスされたことはありましたか?

安倍:あざとさが垣間見える演技に関しては、話し合いながら細かく作り込んでいきました。例えば会社内で(橘さんに)説明を受けながら付いていくシーンで「もっと小走りでちょっと可愛い感じを装ってほしい」だったり、花澤さんがアップになるシーンでは原作と同じように「手振りや身振りを加えて演じてほしい」ということは言っていただきました。

――ちなみに安倍さんは関西出身でサバサバ系とお伺いしていますが、ご自身はあざとガールだと思いますか? また、あざとガールを演じる上で、参考にした方はいらっしゃいますか?

安倍:私自身は全く違うと思います(笑)。なので、テレビなどで観るあざとい女子を真似してみたり、想像したりして演じています。

――今回あざとガールを演じてみて、安倍さんの思う“あざとい”とは?

安倍:花澤さんを演じてみて、恋愛に本気だからこそ、“彼に可愛く見られたい”と思って計算して動いているだけなんだと感じました。なので、あざとい子が身近にいたとしても、純粋に可愛いなって思います。

――女性から見て、あざとガールはモテると思いますか?

安倍:モテると思いますね。だって可愛いですもん(笑)。

――花澤さんを演じていて、安倍さんが身につけた“あざとテク”があったら教えて下さい。

安倍:オフィスで橘さんに話しかける場面で、花澤さんがクルッと回って(橘さんに)顔を近づけるっていうシーンがあるんです。実際にオフィスで使えるんじゃないかなと思うので、視聴者のみなさんも参考にしていただければ(笑)。あとは、すごく明るくて天真爛漫(てんしんらんまん)なところは日常的に取り入れたらいいんじゃないかなと思います。

――今回、演じたのは“モヤモヤさせる”役どころでしたが、安倍さんご自身の恋愛観とは?

安倍:波風が立たないような穏やかな恋愛がいいですね。いちいち好かれようと思って行動していたら疲れちゃいそうだし、一緒にいて疲れるってあんまりよくないかなと思うので、落ち着ける男性がいいですね。それこそパジャマでも(すっぴんでも)会えるとか、そのくらいの距離感でお付き合いできたらいいなと思います。

――花澤さんのように、一生懸命追いかける的な恋愛はしないタイプですか?

安倍:しないですね。

――今回のドラマの撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

安倍:今回はみなさんが初めましての方だったのですが、現場はすごく穏やかで明るい雰囲気です。主演の堀さんと田辺さんも本当に穏やかな方で、最初に人見知りとおっしゃっていたのですが私ほどではなく(笑)、いろいろ話しかけてくださったり、スタッフさんとのコミュニケーションも積極的に取りながらみんなで一致団結しています。

――安倍さんは人見知りなんですか?

安倍:そうなんです。ですが、お二人が話しかけてくださって。田辺さんとは趣味の話をよくしています。カメラが好きということで、どんなところにカメラを買いに行くとかをお話ししたり。私の趣味がサウナなので、おすすめのサウナのお話をしたりします。

――田辺さんと今回のお芝居について話したことで印象に残っていることは?

安倍:堀さんと私のシーンに関しては、私たち二人が楽しければ楽しいほど、(婚約者役である)こっちはすごいヤキモチを焼くから、とことん楽しそうにしてほしいと言っていただきました。

――今、作品で安倍さんが演じた花澤さんのどんなところに注目してほしいですか?

安倍:婚約をしている橘さんと加治屋さんを中心に描かれているのですが、そこに花澤さんがどう関わっていき、どうかき乱していくのかという部分にぜひ注目していただきたいなと思います。

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

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