「究極のお米の炊き方」五ツ星お米マイスターが教える最強の研ぎ方&お米3選、最強の炊飯器で究極の炊飯を目指したら…新常識が多すぎた!
執筆者: ライター/窪田 怜
ともに“最旬情報・トレンド”を日々発信する、メンズファッション誌「smart」とNo.1 PR会社ベクトルグループの「アンティル」がタッグを組んで、今知っておきたいトレンド情報をお届けする連載「Z世代PRパーソンのキニナルTrendope」。今回は、五ツ星お米マイスター・西島豊造さんに、お米の研ぎ方から保存方法まで、お米を最高においしく食べる極意を徹底的にレクチャーしてもらいました。そして、その習得した“技術”を最大限に生かすため、タイガー魔法瓶の最上位モデル炊飯器「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」を駆使し、究極の炊飯に挑戦してみました。
目次
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最近、お米の価格高騰を受けて、まるで”白いダイヤ”のごとく白米が貴重な存在になりつつあります。一時はスーパーの棚から姿を消し、「米難民」と化した人も少なくないはず。僕も例に漏れず、晩御飯の主役である白米の確保に奔走(ほんそう)していました。こうなってくると、お米はもはや主食ではなく、一粒一粒をじっくり味わう”嗜好品”の領域に突入したと言っても過言ではありません。
ならば食べる側も本気を出さねばなるまい。最高の一杯を追求すべく、五ツ星お米マイスター・西島豊造さんに”米道”の奥義を教わりつつ、タイガー魔法瓶の最高峰モデル「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」を駆使し、”米・技・器”の三位一体で究極の白飯を目指すことにしました。果たして、”米道”の果てに待つものとは……?
【“米道”技篇】米のポテンシャルは炊飯前に決まる!五ツ星お米マイスター直伝の下準備
この記事を読んでいるあなたに問います。その炊き方、本当にお米のポテンシャルを引き出せていますか?実は僕、大学時代に調理実習の授業を受けていたので、お米の炊き方は心得ているつもりでした。しかし、西島さんからのレクチャーを受けた瞬間、その自信はバキバキに打ち砕かれました。まさに目から鱗、いや、目から米粒がボロボロ落ちるような驚きの連続。もし、あなたがなんとなくお米を炊いているなら、考えを改めるべきです。なぜなら、たったひと手間で、食卓の脇役だった白飯が役所広司さん級の主演俳優に早変わりするからです。
お米は「冷蔵保存」が基本!?お米の劣化を防ぐ保存術
「お米は生鮮食品」。この一言を聞いて、今までの保存方法を反省した人もいるのでは? そう、お米は野菜や肉と同じく、保存状態で味が大きく変わるのです。
西島さん曰く、「お米を買った袋のまま常温で放置すると、時間とともに酸化し、せっかくの味や香り、食感を損なってしまう」とのこと。そこで、お米はジップロックなどの密閉容器に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベスト。こうすることで、お米の鮮度を長持ちさせ、最高の状態で炊き上げることができるのです。また野菜室の底に敷き詰めておくと、冷蔵庫の温度を一定に保つ「保冷材」としても機能するので、一石二鳥です。
「お米は常温保存だと2週間くらいで味が落ちるので、野菜室に入れられれば一月半ほど長持ち、それでもできれば買いだめはせず、小まめに買い足すのが理想です」と西島さん。まずはここから、お米の品質を守る意識を高めましょう。
「今どきの精米技術は完璧だから、昔みたいにゴシゴシ研ぐ必要はないんです」。
お米を洗う目的は、表面についた微細な汚れを落とすこと。お米を研ぎ過ぎると、米粒の表面が傷つき、水を吸いすぎてベチャッとした炊き上がりになってしまうので要注意です。では、具体的に正しいお米の研ぎ方を解説していきます。
お米のポテンシャルを引き出す研ぎ方
① 冷蔵庫の野菜室から出したお米を計量し、ボウル(または炊飯器の内釜)に入れる。今の品種は米粒が大きめなので、ざるで洗うのはNG。金網で擦れると、せっかくの美しい米の表面が傷ついてしまいます。ちなみに玄米の場合は逆で、ざるに擦りつけると甘みが増し、消化にも良い炊き上がりになります。
②ここが最大の勝負ポイント。お米を洗う前に、冷たく冷えたミネラルウォーター or 浄水器の水をたっぷり注ぎます。
米がすべて浸るくらいの水を入れたら軽くかき混ぜ、10秒以内にすぐに水を捨てます。
最初に入れるお水は、お米にとって「初恋」のようなもの。お米の味に一番影響を与えるので、ここで適当な水を使ってはいけません。また冷たい水を選ぶことで、甘みと粘りが引き出され、炊き上がりが格段に向上します。ちなみに夏のご飯がイマイチなのは、温度差がないためだとか。
③ここからは水道水でもOK。
再び水を入れて、10秒程度で軽くかき混ぜ、すぐに水を捨てる。この工程で米の表面の汚れを流します。
④水が切れた状態で、お米同士の摩擦で表面を研磨するように、優しくかき混ぜます。ゴシゴシやるのはNG。その後、汚れを流すために、水を入れて2度すすぎます。
これを2回ほど繰り返し、合計で1分半〜3分ほどで洗い終えます。最終的に水を入れたとき、うっすら濁る程度でも大丈夫です。ちなみに、無洗米も2回くらいはすすいだほうがいいとのこと。無洗米だからってノーメンテで済むわけではないのです。
⑤最後に冷たいミネラルウォーター or 浄水器の水を規定の水量まで注ぎ、炊飯準備完了!
「最初と最後のお水がお米の味に影響を与えます。だから、そこのお水はケチらず、ちゃんと選んでくださいね」と西島さん。最初と最後に出会う水が運命を決めるなんて、なんともロマンチックな話ではないですか?
詳細な研ぎ方は西島さんのお米ネットショップ「スズノブ」でも解説されています!
この記事を書いた人
PR会社アンティル所属。大阪出身。新卒でベクトルグループに入社。最近はガジェットやIT企業のPRを担当。趣味はアニメ鑑賞とVtuberで、推しは「兎田ぺこら」です。暇なときは一日中、スマホで動画を見ています。ダイエットのモチベーションは高いですが、お酒と二郎が好物です。
Website:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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