【注目!2025年後期NHK朝ドラヒロイン】髙石あかりが演技で鳥肌を立てまくった話
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
ドラマ『御上先生』、映画『遺書、公開』…学園モノ作品への出演が目白押し
――1月クールの、千木良遥(ちぎら・はるか)役でレギュラー出演しているドラマ『御上先生』(TBS)もスタートしています。千木良遥は公式ホームページでは“真面目で育ちが良く控えめな性格。成績も優秀で優しく友達思い。多数派に同調しがちな一面も“と書かれていました。ドラマの見どころやご自身の役について教えていただきたいです。
髙石「教室の中でいろんな問題提議と向き合いながら物語が進んでいくのですが、今、社会で抱えている問題や情勢などがリアルに取り上げられている作品です。様々な問題に対しての向き合い方も生徒一人ひとり違うので、そういう部分を見ていただきたいなと思っています。私が演じる遥というキャラクターは、すごく周りの目や言葉に敏感なんです。今、撮影が続いていますが、その最中に毎回鳥肌が立っています」
――鳥肌が立つとは?
髙石「今までも自分が演じる役のキャラクターとしてキーワードになる言葉があると鳥肌が立っていたのですが、今回はさらに、一つひとつの言葉に敏感にキャラクターを作っていこうと思って臨んだら、ずっと鳥肌が立っている状態に陥っています。それくらい深い内容というか、きちんと向き合ってみんなで考えなければいけないことに触れている作品だと思うので、見ていただくみなさんにとっても、いろいろ考えるきっかけになったらいいなと思います」
――かなりディープな内容に踏み込んでいる作品ということですが、今回は同世代の俳優さんも多い作品です。みなさんと一緒にドラマを作っている中で楽しみなことはどんなことですか?
髙石「学園モノなので、同世代の皆さんのお芝居を近くで感じられることが一番楽しいです。その演技を受け取って、自分の中で消化したときに出てくる自分の体の反応みたいなものがすごく興味深くて。日々、問題定義のテーマや内容も変わってくるので、そこで自分自身が感じること、役として感じることの違いなどを考えるのがとても楽しいです」
――そして、1月31日には映画『遺書、公開』の公開も控えています。こちらも学園モノで、クラスの序列3位の御門凛奈(みかど・りんな)を演じていらっしゃいます。こちらの見どころは?
髙石「こちらも学園モノで、生徒一人ひとりそれぞれにお芝居の爆発どころがあるんです。ひとり爆発したら、次はそれを越えてくる爆発が起こってきて。それを重ねていって後半に入ってくると、みんながどう爆発したら面白いかなって考えながら撮影が進んでいきました。
している最中は全員がお芝居にどっぷりハマって、毎日ヒリヒリしながら過ごしていました。今、その日々を思い出しても楽しかったなと振り返られるような充実した毎日でした。作品を観ていただくと、たくさんの裏切りやどんでん返しに見舞われると思います。ストレス発散にもなると思うのでぜひ、劇場で見ていただけたら嬉しいです」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
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