【MAZZEL・SEITOインタビュー】ブラジルで行われた“憧れの”Red Bull BC Oneを振り返って
執筆者: ライター/黒川すい
SEITOが選ぶ本戦のMVPは○○
──今回、ラストチャンスサイファーでNoriさんとMiMzさんが勝ち上がり、本戦に多くの日本人ダンサーの方々が登場していました。そのあたりも含め、本戦の感想を伺いたいです。
SEITO 僕が一番感動したのは、HIRO10のパフォーマンスです。個人的MVPと言っても過言じゃないくらい、すごくて。
──本当にすごかったですよね!「この本戦のための新技も用意した」と本戦前のインタビューでHIRO10さんからも伺っていたので、私も特に注目していました。
SEITO パフォーマンスの完成度はもちろん、HIRO10が相手の方をリスペクトして、愛を持って戦っているんだなという思いが伝わってきたのも、かっこよかったです。自分的にもかなり刺激を受けました。
──来年の開催は日本と発表されましたが、また次回も足を運びたいですか?
SEITO もちろん!自分自身も足を運びたいですし、これを機にもっと日本のみなさんにこのRed Bull BC Oneという存在を知ってもらえたら嬉しいです。
また、今回会場を観ていて、ダンサー以外にもアーティストやクリエイターがたくさん観戦に訪れていたのが印象的でした。来年日本で行われるときも、様々なジャンルのアーティストやクリエイターの方々が集まるといいなと思います。僕たちもMAZZELというグループとして、Red Bull BC Oneと関わっていけたら嬉しいです。
──今年はオリンピックで“スポーツ”としてのブレイキンを、そして今回のRed Bull BC Oneで“カルチャー”としてのブレイキンを楽しめたのかなと感じます。ブレイキンの様々な表情が垣間(かいま)見えた1年でした。そこで改めて、SEITOさんが思うブレイキンの魅力があれば教えていただきたいです。
SEITO 年齢や性別、国などあらゆる要素に関係なく、誰でも触れることができるのが、ブレイキンの魅力かなと思います。どんな人でも楽しめると思うので、興味を持ったらぜひやってみてほしいです。そして、観ていて面白いポイントとしては、それぞれのダンサーにスタイルがあるところ。国のカルチャーをはじめ、その人の個性やルーツが色濃く出ているなと感じます。ブレイキンをやったことない人含め、幅広い触れ方があるので、自分に合った方法で楽しんでみてください!
Profile/SEITO
2001年12月26日生まれ。兵庫県出身。BMSGが打ち出す新世代ダンス&ボーカルグループ、MAZZEL(マーゼル)のメンバー。
MAZZELは、SKY-HIがCEOを務める音楽事務所「BMSG」とユニバーサル ミュージックがタッグを組んだ新レーベル「BE- U」よりデビューした男性8人組ダンスボーカルグループ。2023年5月17日に発売した Debut Single「Vivid」では、オリコン週間シングルランキング (5/29付) 1位 、そしてBillboard JAPAN週間シングルセールス・チャート “Top Singles Sales” で1位を獲得し、Streaming & Download 2023年度年間新人アーティストランキングでは1位(※TOWER RECORDS MUSIC、レコチョク) を獲得した今最も注目されているボーイズグループである。
Instagram:@mazzel_official
X(旧twitter):@mazzel_official
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この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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