「日産“オーラ NISMO”で叶う新次元のドライビング」細部にまで宿るこだわりを自動車ライターが徹底解説
執筆者: ライター/本間 新
最近では若者たちがクルマを敬遠しがちな傾向があると言われていますが、現代には数多くの素晴らしいクルマが存在しています。しかし、それを知らずに「最近のクルマはつまらない」という先入観を持ってしまうのはもったいない!そこで、このコーナーでは最新のクルマを積極的に紹介していきます!
目次
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今回紹介するのは日産 「オーラ NISMO」
今回お試ししたのは、日産ノートシリーズにおける上級モデルとして、その存在感を放つ「オーラ NISMO」。この車は、日産のモータースポーツ活動を担うNISMO(ニスモ)が培ってきた技術とイメージを余すところなく注ぎ込んだ特別なモデルです。その開発には、単なる性能向上だけでなく、運転する楽しさを追求するという明確なコンセプトが貫かれています。
走行性能を支えるのが、このモデル専用にチューニングされたサスペンションシステムです。一般的な基準で言えばやや硬めのセッティングではありますが、実際に走らせてみると意外にも快適性が損なわれていません。今回の試乗では、比較的短いコースでの体験に限られましたが、荒れた舗装路面でもしなやかなストローク感があり、直接的な突き上げ感を軽減する仕上がりとなっています。この絶妙なバランスが、スポーツモデルとしての俊敏さと日常での使い勝手を両立させています。
さらに、このモデルのエクステリアデザインも特筆に値します。空力性能を意識した細部のモディファイに加え、NISMOらしいレーシーな装飾が施されており、遠くからでもその特別感が際立っています。フロントバンパーやリアディフューザー、サイドスカートに至るまで、見る人に強烈な印象を与えるデザインが採用されており、特にモータースポーツファンにとっては垂涎の一台と言えるでしょう!
実際に運転したのがコレ! 「NISMO tuned e-POWER 4WD」モデル
試乗する機会を得たのは、このシリーズの中でも注目の「NISMO tuned e-POWER 4WD」モデルです。このモデルは、ベースモデルの「オーラe-POWER 4WD」と比較して後輪駆動用モーターの最高出力を20%、最大トルクを50%向上させたことで、パワフルな加速性能を実現。加速時の力強さはもちろん、駆動力の前後配分をより広範囲で制御できるようになり、ライン取りの安定感が格段に向上しました。ドライバーの意思に忠実に応える走行性能は、スポーツモデルとしての魅力を大いに引き立てています。
この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
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