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連載フォトグラファー田中利幸のガジェット“ガチ”レビュー

「いいイヤホンを使うと人生が変わるぞ」装着していることを忘れるほどの使用感!音質抜群、ストレス皆無の「Nothing Ear (open)」がすごい

執筆者: フォトグラファー/田中利幸

肝心の音質は?

Nothingらしい、おしゃれなデザインと、着けていることを忘れてしまうくらい快適な装着感の素晴らしさは伝わったかと思います。

では、イヤホンのいちばん大事な部分の音質はどうなのか?

Nothingのイヤホン、Earシリーズの最新作「Nothing Ear (open)」

先に結論からお伝えしておくと、音質は良いです。

正直なところ、オープンイヤー型なのでそこまで期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。音漏れを抑えるために、イヤホンの前後から出る音波が、お互いを打ち消し合う仕組みが採用されていたりと、この小さなイヤホンには多くの技術が詰め込まれています。

オープンイヤー型の特徴として、イヤホンを装着して音楽を聴いていても、しっかりと周りの音が聞こえます。そのため、散歩やランニングなど屋外で使用していても、車の走行音や周囲の音が聞こえるため、ドキッとする場面が減ります。

音がしっかりと分離して、解像感があります。聞こえる音は多いですが、バランスが良く、耳穴に入れないオープンイヤーと相まって聞き疲れしない印象です。定位もしっかりとしていて、音の広がりを感じられます。

装着感の良さも手伝って、在宅ワーク中などにつけっぱなしにしておくのにピッタリだと思いました。

Nothingのイヤホン、Earシリーズの最新作「Nothing Ear (open)」

イコライザーはかなり細かく設定できるようになっています。

オープンイヤー型なのである程度仕方のない面だとは思うのですが、低音がやや物足りなく感じる場面があったので、イコライザーで調整してあげるとより良くなりそうです。

この記事を書いた人

雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。

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Instagram:@toshiyuki_tanaka_photographer

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