「EDは“治療”できる」約1400万人の男性が悩み、20代でも2割以上に症状が!?アンファー発の「HOMTECH」新シリーズで男性力を取り戻そう!カラダの内外をケアする新ライン「ライジングアップシリーズ」4選
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
進行するセックスレスと性欲低下
調査では、セックスレス(性交頻度が1カ月1回未満~1年に1回未満)と性交未経験をあわせた割合が全年齢で70.4%に達していることも判明。年齢が上がるほどその傾向が強まる一方、20~24歳でも40%台後半という高い数値が示されており、若年層にもセックスレスが広がっている現実が顕著に表れている。
さらに、「性欲をほとんど、または全く感じない」と回答した男性は全体の28.5%にのぼり、20~24歳でも20%以上に達する結果に。性欲低下が若い世代にも広がりを見せていることが明らかになった。この背景には、社会的なストレスや過密なスケジュール、そしてデジタル環境がもたらす生活習慣の変化が関与していると考えられる。
性的動画を見すぎると性欲低下!?
射精に関わる神経に問題がないのに、妻や恋人との関係では射精できない男性が増えている。その背景には、SNSやネット、VRなどの技術発展により、性的刺激を得る手段が多様化したことが影響しているようだ。
特に高画質な性的動画がネット上で簡単に手に入る現代では、実際の女性とのセックスにおけるコミュニケーションや緊張がストレスとなり、勃起力が低下するケースが報告されている。「うまくできるだろうか」という不安やプレッシャーが勃起障害を引き起こす原因になることも。また、結婚後は妻を家族として見てしまい、性的欲求が薄れてしまう現象も珍しくない。
また、過度なマスターベーションが問題視されることも。20〜24歳の男性を対象とした調査では、20%以上が「毎日マスターベーションをしている」と回答。さらに、20〜30代全体では「毎日」と「週1〜2回程度」を合わせると約8割に達した。これらの結果から、若者の性欲そのものが低下しているわけではないものの、情報過多や過剰な刺激がリアルな女性への興奮を薄れさせている可能性が指摘されている。
加えて、不妊原因の約4割が“男性側にある”というデータも報告されている。EDの治療が広がることで、個々の悩みを解消するだけでなく、日本の少子化問題にも貢献できると期待されている。
この記事を書いた人
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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