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「台本はお風呂で覚える派」モデル、グラビア、恋リア出演を経て、古田愛理が今“俳優”にハマる理由

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

朝活で最近流行りのフレンチトーストを食べました!

――今回の作品で、お仕事以外でも仲良くなった方はいらっしゃいますか?

古田「みんな仲良しなんですけど、中でも小原結愛役の月野有菜ちゃんと、斎戸優花役の真雪ちゃんとは楽屋でも3人でいることが多かったです。撮影中は朝から晩まで話していたし、プライベートでも朝活のために集まったりしました」

――朝活というのは?

古田「朝、集合して朝食を食べて解散する活動です」

――そのままみんなで現場に向かうんじゃなくて?

古田「解散します。モーニングだけを食べに集まるんです。あとは、カラオケに行ったりとかもするし、撮影が終わっても週1くらいのペースで集まっています。みんなの波長が合うっていうのもあるし、私が結構寂しがりやなんです。なので、すぐ寂しくなっちゃうので『会いたい』って集合をかけています(笑)。この二人は一緒にいるとすごく落ち着いた気持ちになれるんです。なので、この作品で出会えたこともとても嬉しいです」

――まだ、朝活が気になるんですけど(笑)。皆さん仕事が忙しい中、朝集まるって大変ですよね?

古田「なかなか予定が合わないので、いつなら行けるってすり合わせていったら『朝だったら集まれるね』ってなったんです。なので、朝食を食べ終わったらみんなそれぞれの仕事に向かっています」

――朝活では何を食べるんですか?

古田「この間はフレンチトーストを食べました。気になるショップをみんなで共有しあって、食べるものを決めたりしています」

古田愛理はドラマ『素晴らしき哉、先生!』への出演も大きな話題となった

――笹岡りお先生を演じている生田絵梨花さんはどんな方でしたか?

古田「生田さんが現場に入るだけでパッと現場の空気が明るくなるような、太陽みたいな方でした。私たち生徒にとっては本当の先生みたいな存在でした。生徒役の一人ひとりに声をかけてくださったり。みんなも、『先生、聞いて!』みたいな感じで話しかけに行ったりしていました。ずっと“りお先生”のままでした」

――りお先生とのエピソードで印象に残っていることは?

古田「最終話で文化祭のシーンがあったのですが、そこでクラTee(クラスTシャツ)をみんなで着るんですけど、そのTシャツを生田さんがスタッフを含めた全員分、プレゼントしてくださったんです。背中には3年C組の生徒全員の名前と、2人の先生の名前が入っていて。その1日だけしか使わなかったんですけど、みんなでお揃いのものを共有できたことで、すごく団結力が高まったと思います。スタッフさんは現場ではずっと着ていらっしゃったのも印象的でした」

――現在、テレビでの放送は終了しておりますが、これからTVerなどで追いかける方もいらっしゃると思います。見どころがあったら教えてください。

古田「最後の文化祭のシーンです。すごく時間をかけて撮影しました。私自身も現役高校生のリアルを追求した演技をしているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。あと、これから、全話見る方はぜひオープニングにも注目していただきたいです。監督のこだわりで毎回、オープニングが違うんです。照明やカメラワークも違うし、その回に出演するゲストの方も登場していて。生徒たちもそれぞれ属しているグループごとに10秒間をもらったんです。何をしてもいいよっていう、地上波を乗っ取れる10秒間があって(笑)。私たちのチームも3人でアイデアを出し合って作ったので、ぜひチェックしていただきたいです」

――今回ドラマに出演して、自分の学生時代を振り返ったりする時間はありましたか?

古田「はい。私は10代からお仕事を始めているのもあり、高校生活を楽しむ時間はなかったので、こういうドラマに出演するたびに羨ましいなと思います。でも、ドラマに出演することで学生生活をやり直せた気持ちになれるので、そういう意味でも学園が舞台のドラマって楽しいなって思います。今回のドラマでは実際の学校がロケ地になっていたので、みんなで一緒に現場入りして一緒に帰るっていう、本物の学生みたいな登下校が経験できたのも嬉しかったです」

――現在、俳優としての活躍が注目を集めている古田さん、俳優のお仕事の魅力とは?

古田「お仕事の中では、自分とは全く違う人生を生きることになるので、それはとても大変なことだけど、楽しいことでもあって。今は、明るい性格の役が多いけど、今後はいろんな役に出会いたいなと思うし、自分とはかけ離れた役を生きるということが俳優の醍醐味なのかなと思います」

――俳優として、台本の覚え方だったり役に入るときのルーティンなど、自分の中で決め事があったりするのでしょうか?

古田「まだ、決まったルーティンがあるわけではないのですが、台詞はお風呂で半身浴をしながら覚えることが多いです。肌もキレイになりますし(笑)、台詞も覚えられて一石二鳥です。バスタイムって意外と集中できるんです。あとは、ウォーキングをしながら覚えたりすることもあります。みなさん、いろんな方法があるみたいなのですが、まだ私はどの方法が一番自分に合っているのか、試行錯誤している最中。今後、自分に合った方法が見つかればいいなと思っています」

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

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