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「台本はお風呂で覚える派」モデル、グラビア、恋リア出演を経て、古田愛理が今“俳優”にハマる理由

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

「台本はお風呂で覚える派」モデル、グラビア、恋リア出演を経て、古田愛理が今“俳優”にハマる理由

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雑誌『Popteen(ポップティーン)』の専属モデルを経て、人気恋愛リアリティーショー『オオカミシリーズ』(ABEMA)に出演して以来、Z世代から圧倒的な人気を誇る古田愛理。最近では俳優としても注目を集め、今年8月からスタートしたドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABC/テレビ朝日系)への出演も大きな話題となった彼女。ドラマに掛けた思いを振り返ってもらいつつ、俳優という仕事についてからプライベートまでいろいろ語っていただきました。

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ドラマでは、現役ギャルに負けないマインドで女子高生を演じました!

――8月からスタートしたドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABC/テレビ朝日系)に生徒役・磯田陽菜(いそだひな)として出演していた古田愛理さん。この役は約1300人の中から3.5倍の難関を勝ち抜いて手に入れた役だそうですね。

古田愛理(以下、古田)「オーディションは8名くらいで、役を入れ替えながら演技を披露したのですが、そのときから手応えは感じていました。一緒のグループになった方との相性もよくて、役にスッと入ることができたんですね。なので、合格のお知らせを聞いたときは『やっぱり』という気持ちもありつつ、とても嬉しかったです。様々なドラマのオーディションに参加しているので、『これはいけるんじゃないか?』みたいな空気感は何となくわかるようになってきたような気がします」

――『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)に続き、学園ドラマへの出演が続いている古田さん。学園ドラマのやりがいはどこにあるのでしょうか?

古田「今回はザ・学園モノというわけではないのですが同世代が多い現場はとても楽しいので、出演できるのは嬉しいです。制服を着られるのは年齢的に制限があるので、期間限定と考えるとやはり今のうちにたくさんやっておきたいなという気持ちがあります。それに、同世代の方がたくさんいる現場って学園モノしかないので、そういう意味でも価値がありますよね。同世代の方とのお芝居は刺激がたくさんあるし、学びもあるんです。それにシンプルに同世代ならではの話がたくさんできるので、撮影の待ち時間なんかもめちゃくちゃ楽しいんです」

――『素晴らしき哉、先生!』で演じた、磯田陽菜という役はどんな女の子でしたか?

古田「勉強が少し苦手だけど、仲間思いなところが私にそっくり(笑)。噂好きなギャルグループのメンバーの一人なのですが、私も結構プライベートでは性格的にギャルっぽいところがあるって言われるんです。私自身はギャルだとは思っていないのですが」

――元『Popteenモデル』というイメージもありますもんね。

古田「まさにそのイメージがあるんだと思います。あとはたぶん、いつもテンションが高いのでギャルっぽいって思われるのもあるのかもしれません(笑)。なので、ドラマでもギャルっぽい明るい役を演じることは多いです。今回は自分に近いキャラクターだったので、特に役作りもせず、すんなり役に入ることができたと思います」

――現場ではどんな風に過ごしていましたか?

古田「演技でも一緒になるギャルグループのメンバーと一緒にいることが多かったです。なので、待ち時間に『このセリフの口調、どうしよう』とか『クラスメイトの呼び方どうしよう』とか、いろいろ話し合ったりしていました」

古田愛理はドラマ『素晴らしき哉、先生!』への出演も大きな話題となった

――それは採用されていたのでしょうか?

古田「今回は1年生から3年生までメンバーが変わらない持ち上がりのクラスという設定だったので、初対面の頃から3年目ならではの仲の良さを出さなければいけなかったんです。それで、初日に『ちょっと自由時間をあげるからみんなで話し合って』みたいに監督の宅間さんに言われて。最初はみんな戸惑ってしまって何も話せなかったんですけど、撮影を重ねるたびに徐々にみんなの距離も縮まって、いろいろ意見が出せるようになりました。特に私が一緒にいたギャルグループは、明るいコたちばかりだったので、役作りについて真面目に話し合うというよりは、その場のノリとか空気感で演技ができあがっていった気がします」

――ギャルチームは結構ギャルマインドを持っている方だったということですか?

古田「そうですね(笑)。なので、楽屋でいろいろ喋っていた勢いをそのまま現場でも活かして演技をしていました」

――台本に書かれたセリフの中で自分たちで相談して変えていったものなんかもありましたか?

古田「台詞というよりは、語尾とかにちょっと自分たちの意見を加えました。ちょっと昔っぽいなっていう表現もあったので、自分たちでアレンジを加えています。とはいえ、私たちの中にも現役ギャルがいないので、試行錯誤したんですけど、チームで話し合いながら進めていきました」

――古田さんも十分ギャル世代では、と思うのですが古田さんが思う現役ギャルって何歳くらいの方のことを指すのでしょうか?

古田「そうですね……。やはり10代とかじゃないかな。とはいえ、ギャルってマインドのことなので、年齢を重ねてもギャルの方はたくさんいると思います。私には姉が二人いるのですが、彼女たちは未だに現役ギャルなので(笑)、年齢は関係ないかもしれません!」

――古田さんは、ギャルを卒業したと?

古田「卒業した、というわけではないですけど……。でも若い気持ちは持っていますし、現役には負けないぞっていう(笑)。今回の現場では現役の高校生は1人しかいなかったんです。それでもやはり、自分よりも年下のコたちも増えてきているので、気持ちでは負けていられないぞ、と思っています」

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

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