「小関裕太のキュンなデートの誘い方」TBS火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』役への思いや撮影時のエピソードを一挙公開完全オリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディ
執筆者: ライター/黒川すい
小関裕太が考える逆境への向き合い方とは?
──また、ほこ美がボクシングを始めたきっかけは、逆境に立ち向かおうとしたためでしたよね。そこで、小関さんが考える逆境への向き合い方を教えていただきたいです。
小関 先が見えないところで走り続けるのってすごく難しいと思うんですけど、成功した自分の姿を想像したり、今まで得た小さな達成感の積み重ねを思い出したりすることが大切なんだと考えています。特に今までの達成感は、前に進むための勇気というか、材料になると感じます。
なかなか10代のころの逆境は、経験値が少ない分、成功した姿が思い描けないってこともあると思いますが、達成感は結構身近なところにもあるので。一つ一つの喜びや嬉しさを大事にしていたら、いつか来る大きな波も乗り越えられるんじゃないかと思います。
──直近で何か達成感を感じる出来事などはありましたか?
小関 最近でいうとやっぱりこの作品になります。ストーリーの中盤から大葉くんの見せ場が多くなってきますが、ひとつひとつのシーンが物語の中でとても大事な役割を持っているので、それを乗り越えたときの達成感は大きかったです。特に感情を前面に見せるシーンは、何度もやっていると勢いがなくなるので、一発でOKを出したいと思っていて。そこにかける集中力や気持ちは強くありました。
──最後に作品全体の見どころについて教えてほしいです。
小関 キュンとする要素や、三角関係・四角関係っぽい要素も見どころの一つではあるんですけど、それに加えて、ボクシングを通して成長するほこ美の姿に勇気をもらえる展開になっています。背中を押されるヒューマンドラマとして仕上がっているので、そこにも注目してみてください!純粋に恋愛ドラマが観たい人だけじゃなくて、前に進みたい人にも刺さると思います。
(了)
Profile/小関 裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ。東京都出身。子役として芸能活動をスタート。その後、ミュージカルや舞台、様々なドラマや映画に出演。最近の出演作は、ドラマ作品「癒しのお隣さんには秘密がある」、「大奥」、「素晴らしき哉、先生!」、舞台作品「キングダム」「ジャンヌ・ダルク」(2023年)ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ロミオ役など。
小関裕太公式X(旧Twitter):@yutakoseki
小関裕太公式Instagram:@yuta_koseki_68
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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