「“16人乗り自転車”に広島で乗ってみたら…」意外と知られていない広島県の“ディープすぎる”スポット＆体験3選を一挙紹介

昔ながらの景色や伝統が残る街

尾道を訪れたのなら、先ほども少し触れた福山エリアにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。福山市の南側に位置する鞆の浦（とものうら）は、古くから潮待ちの港として栄え、現在もその風情を残す景勝地。そんな鞆の浦に100年以上前から伝わる“鍛造（たんぞう）”が体験できる場所を、最後にピックアップしました。

フライパン、トレイ、お香立て……自分だけのお気に入りを生み出せる

左上にある雲のような形に一目ぼれ。

ここ「santo（サント）」では、フライパン、トレイ、お香立てといった中から、好きなものを選んで鍛造体験ができるそうです。一番人気はフライパンとのことですが、今回はトレイを作成しました。トレイの場合、形も好きなものを選べるのが嬉しい！

熱する工程はスタッフの方にやっていただけるので、主な体験は叩く部分です。

叩くたびキーーーンと澄んだ音が響き渡って、爽快感◎。スタッフの方に相談しながら薄くしたり、曲げたり、捻ったりできるので、イメージしている形になるまでこの作業を行います。

研磨や刻印もお店側が仕上げてくれるため、サポートの手厚さを感じました。全行程合わせて約2時間程度。体験の思い出も残りますし、お土産にもなる。私が作ったトレイは、現在、イヤホン置き場として活躍しています！

なお、体験できるブースのほか、特徴的な建築に囲まれた半屋外の多目的スペース、焚火の出来る暖炉なども備えられていて、ゆったり過ごすことができました。

ICHIROKU ONOMICHIや鍛造など、このエリアには体験系のアクティビティが見逃せません。これからの行楽シーズン、サイクリングと合わせて、ぜひチェックしてみてください！広島県の新たな魅力に気づくことができそうです。

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