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「“16人乗り自転車”に広島で乗ってみたら…」意外と知られていない広島県の“ディープすぎる”スポット&体験3選を一挙紹介

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客室にはサイクルハンガーも!サイクリストに優しいホテル

ONOMICHI U2

尾道・サイクリング関係でもう一つご紹介したいのが、「ONOMICHI U2(以下、U2)」。ここは、1943年に建てられた「県営上屋(うわや)2号倉庫」という名称の海運倉庫をリノベーションし、2014年3月にオープンした施設です。テーマである「まちの中のちいさなまち」を表すように、ホテルやレストラン、バー、カフェ、ベーカリー、ライフスタイルショップ、さらには自転車のプロショップまで存在していました。ちなみにU2という名前は、県営上屋2号が由来。上屋の“U”、そして2号の“2”からなんだとか。

サイクリストにフレンドリーな設計が意識されている「HOTEL CYCLE」

U2の中にあるホテル「HOTEL CYCLE」は、名前からもお分かりの通り、サイクリストにフレンドリーな設計が意識されているのが特徴。たとえば、ホテルの客室にはサイクルハンガーが備え付けられていたり。

U2内のいたるところに自転車があってワクワクU2内のいたるところに自転車があってワクワク

客室内のほかにも、U2内のいたるところに自転車があってワクワクしました。なお、宿泊客はHOTEL CYCLE、あるいはONOMICHI U2の中にあるサイクルショップ「ジャイアント」から自転車をレンタルすることもできるそう。サイクリストはもちろん、“まだ自転車に詳しくないけど、興味がある”という初心者でも安心してサイクリングが楽しめますね。

ホテルのルームウェアは、デニム生地

また、ホテルのルームウェアは、デニム生地。デニムといったら岡山県を想像する人も多いかと思いますが、実は広島県はデニムの生産量が日本一なんだとか。尾道のすぐ近く福山エリアでは、デニムの全国シェア約8割を占めるほどなんです。デニムという素材に部屋着の印象がなかったので、着心地はどうなんだろう?と思いましたが、肌触りがよく柔らかい!加えて、保温性・吸汗性にも優れているという万能さ。サイクリストに対してフレンドリーな面のほかにも、このホテルの魅力やこだわりが垣間見えます。

瀬戸牧場ソーセージと熟成ベーコン マッシュポテトと天心山平飼い卵のチーズオーブン焼き

朝食は、パンやサラダ、ドリンクがバイキング形式でした。メインディッシュは3品から選べます。私がいただいたのは、「瀬戸牧場ソーセージと熟成ベーコン マッシュポテトと天心山平飼い卵のチーズオーブン焼き」。どことなくジブリ作品に出てくるご飯のような雰囲気を感じました。

アウトドア、ファッション、グルメ……様々な面で満足度が高かった

アウトドア、ファッション、グルメ……様々な面で満足度が高かったです。併設されたカフェやライフスタイルショップなどは、もちろんホテルに滞在していなくても利用することができるので、ふらりとちいさなまちを散策できる気軽さもポイントですね。

ONOMICHI U2/HOTEL CYCLE
〒722-0037 広島県尾道市西御所町5-11
TEL:0848-21-0550
https://onomichi-u2.com/about/

この記事を書いた人

アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。

Instagram:@mercredi_7.pm

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