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「ラブ トランジット2」参加男性3名座談会 元カノと復縁or新たな恋?参加者が語る“アラサー男子の本音”【ネタバレあり】

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誰が“X”なのか、知られてはいけない……ホカンスルールの舞台裏

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2のセカイさん、スンギさん、まさとさん

――『ラブ トランジット』でのホカンス(共同生活)で大変だったことは?

まさと 「この人、気になるな」っていう人に他の男性メンバーがアタックしてるのが筒抜けなので、「自分も頑張らないと取られてしまう!」と焦ってしまうのが大変でした。「俺も頑張らなきゃ!」と思うんですけど、僕自身そういうアタックはこれまでしてこなかったので、「ちょっと恥ずかしいな……」と思いつつ「でも行かないと!」というのが度々ありました。

セカイ 僕はそういうのは見えていたんだろうけど、自分のことしか考えていなかったから気にならなかったなぁ。それよりも僕の中で一番大変だったのは、『ラブ トランジット』のルール上「Xが誰なのかバレてはいけない」っていうのが大きくて……。あえてXとコミュニケーションを取らないことに気を遣うのが大変でした(苦笑)。

まさと それ、めっちゃわかる(笑)。普段から呼んでいた名前でXを呼んじゃうとバレてしまうので、僕も極力Xとはコミュニケーションを取らないっていう感じでした。

スンギ 僕は2人とは逆ですね。(ルール上)バレではいけないけど、Xのことが好きで「この人しかいない」と思っていたから、バレても仕方ないぐらいの勢いで近づいてました。

まさと そっか、そうだよね! 

セカイ 僕は頭でっかちに「あえてあまり接点を持たない人がXなんだ」と思ってたから、スンギのXは違う人だと思ってて。

スンギ あぁ、逆にね?(笑)

セカイ だからXが誰かわかったとき、びっくりした(笑)。

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2

――Xが他の男性と仲良くするのを見るのは嫌でしたか?

セカイ 僕は、Xと事前に「どういう結果になろうと、お互い楽しもうね」っていう話をしてたんです。だからこそ、Xの行動一挙手一投足で感情が動かないようにしていました。“今の自分”が本当に誰のことを好きなのか、っていうのを考えようとしていましたね。

まさと 僕は全然気にならなかったです。

スンギ 気にしてなさそうだったよね。

まさと Xがあまりデートしてない感じもあったからだと思う。でも気にならなかったですね。

スンギ 僕、(まさとのXとデートへ)行ったよ(笑)?

まさと だよね!でも全然気にならなかった!

スンギ それ、すごくない(笑)?僕は「嫌じゃない」って思うようにしていました。(事前の)インタビューでも「(Xが他の男性と仲良くするのは)嫌じゃないです」とは言っていたんですけど、参加したらやっぱり好きな人だから嫌でしたね(苦笑)。でもそれがあったから「自分も行動していかないと!」「振り向いてもらえるために何かをしないと!」という気持ちになっていったのが、後々の気づきになっていったんだなって思いました。

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2

――『ラブ トランジット』という究極の場だからこそ、意中の人へのアプローチも普段とは変わっていったんでしょうか?

セカイ 1カ月しかない環境の中では、普通の時間感覚でいくと、どうしても足りないんですよね。なので、(いつもより)たくさんコミュニケーションをとって相手を知る努力を意識しました。時間を意識してやるんですけど、それって結構難しいんですよね。ダーッと流れる時間的な激流の中で、(想いの)舵取りをしていくわけですから。その中で舵を切るってなるとうまく切れないこともあって……。相手にも迷惑をかけたというタイミングもあったと思います。

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2

まさと 僕は、アプローチしたい相手に対して「過去の恋愛はこうでした」っていうのを説明するとき、普段だったら良い自分を見せようとしていたと思うし、そのつもりでいたんですが、(Xもいるホカンスでは)全てさらけ出していかなきゃいけないっていう点で、全然違ったと思います。「ありのままの自分を見せる」っていうのが大変だと感じました。自分をさらけ出したって感じです。

スンギ 僕は、ホカンスでは「なぜこうなってしまったのか」と考える時間もあって。自分の今までの人生もそうですし、恋愛もそうですし、自分の中で落とし込んで、思考深められる時間だったのかなって。物事をなあなあにせず、自分の中で答えを出して、好きなら好き、行くなら行く。そういうのを意識できるようになっていったと思います。

この記事を書いた人

TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。

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