「いい耳栓を使うと人生が変わるぞ」“無音”がこんなに心地いいとは…人気のイヤープラグ「Loop」の最新モデルを使ってみた
執筆者: ライター/黒川すい
目的別でシリーズを使い分けるのが吉
ここからは、「Loop Experience 2」も併せてチェックしていきましょう。簡潔にそれぞれのスペックを書き出すと下記の通りです。
Loop Quiet 2
価格:¥3,050
・ノイズを24dB (SNR)削減
・マットな質感の4色展開(+季節限定コレクション3色)
Loop Experience 2
価格:¥4,500
・ノイズを17dB(SNR)削減(※)
・メタリックな質感の4色展開(+季節限定コレクション3色)
※「Loop Experience 2」には、「Experience 2 Plus」(¥6,200)という派生モデルもあり、こちらだとLoop Muteというイヤーチップもセットで付いてくるそうです。Loop Muteに付け替えると、17dBからさらに3dBのノイズを減らせる(計20dB)になるとのこと。
<全シリーズを通しての共通点>
・認定された聴覚保護機能
・繰り返し使えてお手入れ簡単
・コロンとしたフォルムがキュートな便利なキャリーケース
・4つのサイズのイヤーチップが入っているため、フィット感のカスタマイズが可能
シリーズごとの主な違いは、デザイン・遮音性・値段でしょう。
「Loop Quiet 2」は、ノイズを24dB削減するというだけあって、睡眠時や通勤時などに大活躍。あまり24㏈と言われても具体的なイメージがつかないかもしれませんが、20㏈で極めて静かなレベル=木の葉が触れ合うくらいの音だそう。そう聞くと、24㏈という数値のすごさが分かるかも。
ちなみに、“静かな空間で自分とじっくり向き合って整いたい”と思う人も少なくないサウナでも、着用可能。汗をかいても、さっと水で洗い流せますし、サウナバッグに忍ばせておくのがおすすめ!サウナーの新たなマストアイテムになりそうです。
一方で「Loop Experience 2」のノイズ削減範囲は、17dB(SNR)。数値だけ見たら、「Loop Quiet 2」よりも低い遮音性なんだなと単純に感じるかもしれません。しかし、ライブやイベントなどでは、これが最適なんです。
実際、ライブで両者を付け比べてみましたが、「Loop Quiet 2」では聴きたい音が籠りすぎてしまう……。「Loop Experience 2」は、大音量から適度に耳を守りつつも、歌声や伴奏はクリアに届けてくれるのが◎でした。周りの観客の声も程よくカットしてくれるので、アーティストの世界観に没入できる感覚が味わえます!
メタリックなカラーリングは、アクセサリーともなじみやすいです。外でお洒落にさり気なく着用したい人にぴったり。
そのほか、クリアな色味が印象的な「Loop Engage 2」や、3つのモードを簡単に切り替えられる「Loop Switch」といったシリーズも展開されているので、デザインや目的に応じて、手に取ってみてはいかがでしょうか。どのモデルも得意なシーンはそれぞれあるものの、基本的には音との間にクッションを置いてくれる役割を担ってくれるアイテム。ちょっと集中したいときや、落ち着きたいとき、音が辛いとき……お守りのような存在でいつでも寄り添ってくれますよ。少々値が張るなぁ……と迷っている人も、機能性やファッション性、耐久性などを考えるとコスパ最強と言えるので、試す価値ありと言えるでしょう。
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この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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