「世界遺産・熊野古道にあるDIYサウナ」薪割りから火起こしまで全て自分で!唯一無二の“自前サウナ”を体験してみた
執筆者: ライター/黒川すい
室内を温めるのが難しい!
薪の準備ができたので、サウナ室を温めていきます。着火剤をストーブの真ん中に置いて、それを囲むようにクロスさせながら針葉樹を置いていく。ある程度組んだら、チャッカマンで火をつけ、そこからはじっくりと見守っていくのです。耐熱グローブを着用しながら、ストーブの扉を操作。薪が足りなくなれば、追加して、見守って、また追加して……。火が安定するまで、30分前後はかかった記憶。
自分好みの温度を追求できるこのスタイルですが、サウナづくり初心者にはなかなか難しい。部屋全体がなかなか温まらず、四苦八苦(笑)。ですが、この時間も不思議と苛立ちは感じないんですよね。自分と火との対話、薪がぱちぱちと燃える音を聴いていると安らぐ人もきっと少なくないでしょう。炎の揺らめきと合わせて、聴覚・視覚的に落ち着きます。薪を追加したり、サウナストーンに少し水をかけてみたりしながら、遂に納得できる温度まで上がってきました。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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