smart Web

「カーエアコンの新常識」窓を開けると車内が最速で涼しくなる!内気循環と外気導入の切り替えもポイント自動車ライターが解説

執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾

2.窓を開ける×エアコンをかけるが最強

「冷気が逃げてしまう!」と考えずに、走り始めて5~10分ほどは窓を開けながらエアコンを作動させたほうが吉

そして窓の開閉も上手く活用しましょう。炎天下に駐車していて、乗り込むと車内はとても暑くなっていることがほとんど。この状態からエアコンを全開にして車内が冷えるのを待っていると時間がかかってしまいます。なので、炎天下駐車後の走り始めはエアコンをかけながら、窓を開けて走行するのがオススメです。

エアコンをかけた状態で窓を閉めたクルマと、窓を開けたクルマを比較した場合、同じ温度に下がるまでの時間は、窓を開けたクルマのほうが約半分の時間で済んでいたそう

ちなみに、JAFが以前発表したテストによると、エアコンをかけた状態で窓を閉めたクルマと、窓を開けたクルマを比較した場合、同じ温度に下がるまでの時間は、窓を開けたクルマのほうが約半分の時間で済んでいたそうです。「冷気が逃げてしまう!」と考えずに、走り始めて5~10分ほどは窓を開けながらエアコンを作動させたほうが、より早く車内を冷やすことができます。

この記事を書いた人

老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。

X:@S_Nishikawa1997

Instagram:@s.nishikawa_1997

Website:https://smartmag.jp/

執筆記事一覧

この記事をシェアする

この記事のタグ

10

08:15

smart Web の
記事をシェア!

この記事をシェアする

関連記事

smart(スマート)公式SNS