「カーエアコンの新常識」窓を開けると車内が最速で涼しくなる!内気循環と外気導入の切り替えもポイント自動車ライターが解説
執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾
今年も暑い夏がやってきました。「暑さ対策」はいろんなところで聞くキーワードですが、クルマの中を快適にするための暑さ対策もあります。エアコンの使い方や事前準備などで、夏の車内の快適度が大きく異なってくるのも事実なのです。そこで今回は、暑い夏に快適なドライブをするためのポイントをお伝えします。
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1.内気循環と外気導入の切り替えがポイント!
暑い夏を快適に過ごすと聞いて多くの人が思い浮かべるのがエアコンではないでしょうか?現代のほとんどのクルマに備わっているカーエアコンですが、上手く使うことで素早く涼しい快適な車内にすることができます。そのポイントは内気循環にあります。車内の空調は外から空気を入れる外気導入と、車内の空気を循環させて使用する内気循環の2種類があります。
エアコンは取り入れた空気を冷やして車内に涼しい風を送り込むので、取り入れる空気が冷たいほうが涼しい風を作りやすいです。ならば、冷えた車内の空気を使う内気循環のほうがより効率的に冷たい空気を送り出すことができます。
でも、内気循環を使う上での注意点もあります。それは車内の二酸化炭素濃度が高くなってしまうことです。車内では人が呼吸をしているため、当然その空気を使っていれば車内の二酸化炭素濃度は高まります。車内の二酸化炭素濃度が高まると、眠気や頭痛の原因になることも……なので、十分に車内が涼しくなった後は、定期的に外気導入を使用することをオススメします。
この記事を書いた人
老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。
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