セブン-イレブンのおにぎりを監修する「八代目儀兵衛」とは何者？銀座の「八代目儀兵衛」が美味しすぎてご飯を5杯おかわりした話大盛系男子がセブンのおすすめおにぎり2選を紹介＆実食レポ

独身男性の母親とも言えるほど、毎食お世話になっている方も多いであろうセブン-イレブン。僕も仕事がある平日の食事はほぼセブン-イレブンで購入しているため、僕の体の60%が水分だとすると、残りの30%ほどはセブン-イレブンでできていると言っても過言ではありません。お惣菜やラーメン、丼物など様々なご飯が置かれているセブン-イレブンですが、その中でも忙しい平日のランチに愛食しているのがおにぎりです。前回はローソンのデカ盛りおにぎりを紹介しましたが、今回は独身男性の栄養を支えるセブン-イレブンのおにぎりを食レポします。

また、セブン-イレブンのおにぎりのパッケージをよく見てみると、「ご飯監修 京都 八代目儀兵衛（ぎへえ）」と書かれています。その聞き慣れない名前にいつもスルーを決め込んでいましたが、セブン-イレブンのおにぎりに向き合ってみると、「八代目儀兵衛」とは何者なのか？と俄然興味が湧いてきます。そのため、今回はセブン-イレブンを愛する皆さんの疑問を解決するため、「八代目儀兵衛」にも足を運んでみました。

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おにぎりの塩気と肉みその甘味が絶妙な「八代目儀兵衛監修おむすび　 肉みそ」

バランス感覚はシルク・ドゥ・ソレイユ並み！

セブン-イレブンのおにぎりの中で、僕が最もおすすめするのが「肉みそ」おにぎり。通常のコンビニおにぎりとは違い、海苔が巻かれていません。通常のおにぎりだと海苔特有の磯の風味が口に広がるのですが、こちらは海苔が巻かれていない分、白米の甘さやほのかなおにぎりの塩味が引き立ちます。

肉みそは少し甘めになっているため、塩気の効いた握り飯の旨みがさらに引き立ちます。コンビニのおにぎりというと具が入っていない外側は虚無の味になりがちですが、白米の塩味がちゃんと効いているのもあり、甘めの肉みそとのコントラストが際立ってむしろ“味変”の役割をしているのが嬉しいポイントです。

塩気の効いた梅干しが白米の美味さを引き立てる「手巻おにぎり　熟成旨味仕立て紀州南高梅」

夏の疲労に体が求める！

次に、セブン-イレブンのおにぎりでぜひ食べてほしいのが、「梅」おにぎりです。コンビニおにぎりは凄まじい進化を遂げ、チャーハンやオムライスなどでは飽き足らず、最近では「のり弁おにぎり」なども展開されています。ただ、様々な変わり種や進化系おにぎりが販売される中でも、普遍的な美味しさを発揮するのが梅おにぎり。セブン-イレブンの梅おにぎりは、砂糖やはちみつで漬け込んだ甘い梅ではなく、ちゃんと塩気の効いた塩漬けの梅干しが使用されています。

初夏で気温が高まるなか、毎日大量の汗によって塩分を奪われます。塩分不足の死活問題を抱えるオーバーサイズな私としては、エネルギーと塩分を同時に補給できる梅おにぎりはもはや生命線とも言えます。また、梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復効果もあるため、まさに体が求める食べ物になっています。味もとても美味しく、梅干しの塩気が白米のほのかな甘さを引き立て、口の中に旨みが溢れてきます。

やはりセブン-イレブンのおにぎりは白米が美味い。それゆえに具材の奇抜さで勝負せず、梅や鮭などシンプルな具材ほど美味しいものが多いように感じます。

白米の美味さに舌鼓を打ちながら、ふとパッケージに目を凝らしてみると「ご飯監修 京都 八代目儀兵衛」の文字が。いつもは気にならなかったのですが、白米の美味さに思いを馳せると、急に興味が湧いてきました。「八代目儀兵衛」とは一体何者なのか？