【D.LEAGUE観戦レポート】全てが決まる最終決戦、チャンピオンシップ出場はどのチームの手に……!? ダンス沼にハマったライターが選んだラウンド14のハイライト

【5th MATCH】「FULLCAST RAISERZ」VS「avex ROYALBRATS」

今回は最終ラウンド、集大成ということで、各チームのドラマに少しでも迫るべく、全戦レポートをお届けしていますが、個人的に強いてハイライトを挙げるならば、このバトルです。CS出場枠は残り2つ。先ほどの4th MATCHは引き分けときて、ますますavex ROYALBRATSの勝利の行方に特に注目が集まりました（※CS残り枠の可能性は、DYM MESSENGERS・avex ROYALBRATS・KADOKAWA DREAMSにかかっていたため）。

既にCS出場が確定しているFULLCAST RAISERZは「LAST PEACE」をテーマに完成度だけでなく想いも伝わる、今シーズン最後のピースを埋める作品を披露。

対するavex ROYALBRATSは「Straight」をテーマに、魂のパフォーマンスを見せ、チーム個性が爆発。激しく動くたび、衣装の青が眩しく覗き、会場の盛り上がりは大きくなっていきました。

「Dリーグで求められているものが変わってきている気がしてます。今まで良いとされてきたものが、普通の評価になってしまったり……。それに対応できたチームがCSに進んでいるなって思うので、来シーズンに向けてまた頑張ります」 終演後の取材で、JUMPEIさんはこのように語った。

結果は2-4でavex ROYALBRATSが接戦をものにしましたが、SWEEPを逃し、CS進出が叶わない結果に。リーダーのJUMPEIさんは⽬に涙を浮かべながらも「必ず帰ってきます！⾒ててください！」と来シーズンへの意気込みをコメントに残 し、会場からは惜しみない拍⼿が贈られました。様々な思いが交錯した一戦、忘れられません。