ファッションのプロが「バンクーバー ファッションウィーク」に注目する理由。“若手デザイナーの登竜門”以外の特徴は?
執筆者: ライター/山口菜摘
ファッションウィークといえば、ファッションの都である、ミラノ、パリ、ニューヨーク、ロンドンで行われる「世界4大コレクション」や、東京で行われる「楽天 ファッション・ウィーク」などが有名だが、今回は4月23日(火)からカナダのバンクーバーで行われる「バンクーバー ファッションウィーク 2024 FW」(以下、VFW)をピックアップ。
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バンクーバー ファッションウィークとは?
カナダ・バンクーバーは、北米の西海岸に位置する。大きな都市でありながら、自然に囲まれた恵まれた立地と、移民も多く暮らしていることから多文化都市としても有名。同時に、ARC’TERYX(アークテリクス)やHerschel Supply(ハーシェルサプライ)などといった多くのファッションブランドが拠点を置くことでも知られている。
そんなファッション都市で行われるVFWは、20年以上の歴史があり、北米ではニューヨークに次ぐ、2番目に大きな規模のファッションウィークだ。「世界4大コレクション」との大きな違いは、多様性の豊かさだ。世界各国からグローバルな若手デザイナーがVFWに集まり、日本人デザイナーも毎シーズン多く参加する。ヴィヴィアンノ・スーや進 美影(しん・みかげ)、増田セバスチャンなど、今、勢いのあるデザイナーもVFWでコレクションを過去に発表したことがあり、世界のファッション通から注目のファッションウィークなのだ。
この記事を書いた人
CM制作会社、出版社で女性誌、男性誌の編集を経てライターに。ヨガとキックボクシング、ダンスなどに励むべく、スポーツジムに週5で通うものの食欲に負けてしまう万年ダイエッター。美容やお笑い、音楽、漫画、韓国ドラマなどが好き。
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