【アイナ・ジ・エンドも出演】プールが会場!?ライブアート”通底縁劇・通底音劇”「不思議な愛な富津岬」が新感覚すぎた
執筆者: ライター/黒川すい
千葉県の市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市で開催中の「千葉県誕生 150 周年記念事業 百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」(略称:「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」)。このイベントは「LIFE ART(ライフアート)」「LIVE ART(ライブアート)」の2つを両軸に展開しているそう。今回、私が体験してきたのは後者。“通底縁劇・通底音劇”と題した小林武史さんプロデュースによるスペシャルライブのひとつ「不思議な愛な富津岬」を観てきました。
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会場はプール!魅せ方に驚いた新感覚パフォーマンス
4月6日(土)に千葉県立富津公園ジャンボプールで開催された「不思議な愛な富津岬」。こちらが会場の様子です。プールを会場にしたパフォーマンスって私にとっては初めて。普段よく観賞するようなライブや演劇は、舞台と客席の境界線がハッキリしていることが多いため、こういう日常空間で行われる作品は、より一層ワクワクします!我々観客も世界観の一部を構成する要素といいますか……!これから始まるパフォーマンスの雰囲気に一気に飲み込まれますよね。
「不思議な愛な富津岬」は、“通底縁劇・通底音劇”の中のライブの一つ。しかし、そもそも“通底”って一体何なのでしょう。この言葉は、アンドレ・ブルトンの『通底器』からヒントを得たものらしく、「つながるはずのないものがつながる、つながっている」ということをイメージしているのだとか。
歴史的な要因による戦争、自然災害による物理的な分断など、表面的には様々な分断が絶えないように見える現実に対して、本来、私たちは根底でつながりあえる(わかりあえる)のではないか? ……そんな想いを込めているとのこと。また、東京と内房総エリアはアクアラインで海の底で通底しているという地理的な要因も掛かっているようです。
今回のパフォーマンスには、アイナ・ジ・エンドさんをはじめ、東京 QQQ(アオイヤマダ / かんばらけんた / Kily shakley /KUMI / 高村月 /ちびもえこ / 平位蛙 / MONDO / 山田ホアニータ※敬称略)、小林武史さんと名越由貴夫さんが出演しました。アイナ・ジ・エンドさんの歌、東京 QQQ のパフォーマンスと音楽が融合した、全く新しいパフォーマンスが幕を開けます。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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