「トヨタ プリウス Z」試乗レポート!カッコイイとエコを兼ね備えた奇跡の一台の魅力を深掘り
執筆者: ライター/本間 新
最近では若者たちがクルマを敬遠しがちな傾向があると言われていますが、現代には数多くの素晴らしいクルマが存在しています。しかし、それを知らずに「最近のクルマはつまらない」という先入観を持ってしまうのはもったいない! そこで、このコーナーでは最新のクルマを積極的に紹介していきます。
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このコーナーでは、クルマ好きの私、ライター本間が実際に試乗してみたいと思うクルマをご紹介。趣味はモダンマッスルカーに乗ること。とにかくクルマ好きで、オフの日にはついつい大黒パーキングエリアに行っちゃうことも。そんな私が独断と偏見でレポートしますので、あらかじめご了承ください!
今回、ご紹介するのは、これまでの4世代とは一線を画す、魅力溢れる5代目の「トヨタ・プリウス」です。新しい2リッターエンジンをベースにしたパワートレインや、快適な室内装備など、その魅力についてレポートしていきます!
こちらが先進のハイブリッド最上位モデル「プリウス Z」。2.0Lプラグインハイブリッドシステムで、通勤や毎日のお買い物など、生活のほとんどをEVモードで移動することができます。HVモードに切り替わっても、2.0Lエンジンでパワフルながら、低燃費のドライブが可能です。そしてトヨタ独自の駆動方式「E-Four」を採用。ハイブリッド用4WDで、前輪にはエンジンとフロントモーターが、後輪にはリヤモーターが駆動するため、エンジンパワーが直接後輪に伝達され、素晴らしい駆動性を実現します。様々な路面状況や走行条件に応じて、FF(前輪駆動)から4WD(4輪駆動)への自動切替が行われ、安定した操縦性と走行の安定性に寄与します。さらに、この技術とハイブリッドシステムが組み合わされることで、燃費の良さも際立ちます。
新型プリウスは、Bi-Beam(バイ-ビーム)LEDを採用したヘッドライトを搭載。このヘッドライトは、1灯の光源でロービームとハイビームを切り替えることが可能で、優れた照射性能を提供します。さらに、ターンランプやクリアランスランプ、デイライト機能を備えたライン発光により、昼夜を問わず優れた被視認性を確保し、先進的な印象を与えます。この先端技術が新型プリウス」のルックスを一層引き立て、安全性とスタイリッシュさを同時に追求しています。
19インチタイヤを採用し、スポーティなサイドシルエットを際立たせ、その印象は目を引きます。このタイヤは国内初の新規開発サイズであり、細幅ながらも高いグリップ力と剛性感を実現しています。その結果、ドライバーは自在に車両をコントロールでき、心地よい走りと安心感を味わうことができます。このタイヤの採用により、新たなレベルのパフォーマンスとスタイルがもたらされ、走りの満足度が一層高まります。
最新モデルは、薄型でスリムなベゼルを備えた先進的なフードレスメーターを採用しています。7インチのディスプレイには、ミニマルなグラフィックメーターやLEDインジケーターが表示され、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えています。また、フードレスかつ薄型化することで、コックピット全体にスマートな印象が付加され、ドライバーにとってより快適でモダンな体験が提供されます。
先行車や前方のカーブに迫る際に、ドライバーが安全に運転できるよう、減速操作を自動的にサポートします。また、頻繁なブレーキペダルの操作を軽減することで、運転中のストレスを軽減し、一般道などでのドライバーの運転を円滑にサポート。この機能は「プロアクティブドライビングアシスト」と呼ばれ、ドライバーの安全性と快適性を向上させるために設計されています。
ラゲージ床面を最大限下げることで、410リットルの広々としたラゲージスペースを確保。直線的な開口部は、大きなスーツケースなどの荷物をスムーズに出し入れできるよう設計されています。この構造により、荷物の収納や取り出しが簡単でありながら、広いスペースを活用して快適な旅をサポートしてくれます。
リアには、横一線にシャープな光を放つ先進的なリヤコンビネーションランプが装備され、後続車から高い視認性を確保。光の放射は効果的で、夜間や悪天候下でもドライバーの安全性を向上させ、美しいデザインと機能性を両立しています。
性能や安全性が優れていることはもちろんですが、ワタクシ的に一番のツボだったのが、見た目! プリウスと言えば、ハイブリッドの代名詞で、長くこの市場をけん引してきたパイオニアです。そして同時にひたすら燃費が良いクルマのイメージしかなかった方もいるかと。ところが今作に関しては、スポーティなデザインが先行しているように感じます。“カッコイイ=燃費悪い”と言う概念を打ち破る一台かと!
トヨタ プリウス Z(ハイブリッド車 E-Four)
メーカー希望小売価格¥3,920,000(消費税10%込)
エンジン:2.0Lハイブリッドシステム
駆動:E-Four(4WD)
詳細はトヨタHPまで。
https://toyota.jp
写真=中田 悟
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この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
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