日産フェアレディZ 新型NISMOは歴代最強!歴代モデルとの違いや走りの魅力を徹底解説【試乗レポート】
執筆者: ライター/本間 新
最近では若者たちがクルマを敬遠しがちな傾向があると言われていますが、現代には数多くの素晴らしいクルマが存在しています。しかし、それを知らずに「最近のクルマはつまらない」という先入観を持ってしまうのはもったいない。そこで、このコーナーでは最新のクルマを積極的に紹介していきます!
このコーナーでは、クルマ好きの私、ライター本間が実際に試乗してみたいと思うクルマをご紹介。普段は年間数百足ものスニーカーのレビュー記事を執筆している私ですが、趣味はモダンマッスルカーに乗ることです。ただのクルマ好きで、オフの日にはついつい大黒パーキングエリアに行っちゃうことも。そんな私が独断と偏見でレポートしますので、あらかじめご了承ください!
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「日産フェアレディZ NISMO」に乗ってみた
生粋のスポーツカーの魅力によって、日本を代表する1台とされている「日産フェアレディZ」。2022年8月に発売された最新モデルは、そのパフォーマンスや操縦性、そして日本車ならではのクオリティに魅了され、新型が発売されるや否や多くの注文が殺到! 予想を上回る大きな需要に直面し、日本国内の生産規模が追い付かず、納期が大幅に延びたため、一時的に受注を停止する事態となりました。そんな状況が現在も続く中、早くも高性能版のNISMOエディションが発表。運よく試乗させてもらっちゃいました!
レカロ製のスポーツシートなど専用装備は特筆もの
本作は、日産が手がけた特別な仕様のZモデルであり、内外装だけでなく、足まわりやエンジンにも手を加えられています。この特別なモデルは、逆スラントのノーズデザインやリアスポイラーなど、空力や冷却性能向上を狙った専用のデザイン要素を備えています。そのため、全長は標準型に比べて30mm長く、全幅も25mm広がっています。
特筆すべきは、レカロ製のスポーツシートや、レイズ製の19インチ鍛造アルミホイールなど、専用の装備が施されていることです。これらの要素は、パフォーマンス向上や高い操縦安定性を追求すると同時に、車の外観や内装においてもスポーティで洗練された雰囲気を醸し出しています。
動力源として搭載されるエンジンは、「スカイライン400R」から受け継いだVR30DDTT型3リッターV6ツインターボであり、このエンジンにはトランスミッションとして9段ATが採用されています。NISMOが手がけたこのV6ツインターボエンジンは、従来の設計に対してブーストアップやGT-R同様の気筒別点火時期制御など、NISMO専用の高度なチューニングが施されています。NISMOは単なるパワーアップだけでなく、各モデルごとに細かなセッティングが施され、NISMOのZモデルは非凡なパフォーマンスと素早いレスポンスを実現し、ドライバーに非常に洗練された操縦体験を提供します。
この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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