GEEKS RULEから早くも第6弾のニュースが!次なるお相手は“伝説のサイバーパンクアニメ”
執筆者: ライター/TOMMY
安倍吉俊氏の描くキービジュアルを、フロントに大胆に配置
ギークスルールのプロダクトの何が素晴らしいかって、そのド直球なデザインに尽きる。今回もこれまで同様、作品の世界観を表現したキービジュアルをフロントに大胆に採用。主人公の少女・玲音(lain)の表情、全体を覆う不気味な月明かりといった、見る者を不安にさせるような陰鬱な世界観を描いた安倍吉俊氏のアートワークを緻密に再現。
ちなみにこのデザインには原典が存在するが、ロゴ位置、プリントサイズ、そして色合いと細部は異なる。もちろん、こちらの方がすべてにおいて、原典を凌駕するクオリティを誇る。
もはやお馴染みとなった“12版シルク刷り”と“ブラックマジック”の妙味
先述のように、今回もプリントサイズは最大限に拡大。90年代のアメリカンラバーインクと同じ質感のインク、高度な技術で版分けしたシルクスクリーンによる“12版刷り”、黒ボディの生地の色をそのまま利用する“ブラックマジック”と呼ばれる手法。これらが三位一体となって実現した繊細なプリント表現は必見だ。もちろん着込んでいくことで、経年劣化してヴィンテージと遜色ない表情へと育っていく。
また注目したいのが、背面に配された“Close the world,Open the nExt”の文字。作品のキーフレーズとして知られているが、実はアニメ本編にはほぼ登場せずOPで大きく登場する……のだが、DVDなどに収録されているビデオ版では別のシーンに変わっている。要は、TV放映されたオンエア版のOPを知っているマニアをニヤリとさせる演出というワケだ。マジでマニア泣かせ。
この記事を書いた人
メンズファッション誌やモノ系のWEBメディアを中心に、ファッション、モノ、アイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。
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