行きつけのスナックで「モテる方法」を学ぶ!?チーママ直伝の“スナックでのお作法”4か条
執筆者: ライター・コラムニスト/久留米あぽろ
コミュ力を養ってスナックに集まる“コネと情報”を得る
とはいえ、スナックは女性客よりは男性客の利用が多そうなので、出会いを求めに行くと「女性客やお店の女の子の取り合い」が始まってしまうような気も。スナックで始まる恋愛とは、そんな戦争を勝ち抜いた一握りの人たちのものなのでしょうか。
「実は、お店にいらっしゃる若い方も、あからさまに出会い目的の人は少ないですね。お店の女の子には若い子もいますが、お客様と恋愛する子は多くないです。スナックで始まる恋愛の多くは、スナックで形成される深い人間関係の中で、間接的に生まれるんです。
老舗のスナックで働く女の子たちは、街の情報通です。若い人で盛り上がるお店がどこにあるかも知っているので、アフターがてらにそういったお店に繋ぐこともできます。あとはもちろん、何度かいらしていただいて“彼女募集中”のお客様として把握できていれば、同じく“彼氏募集中”の女性客と引き合わせる時も。スナックは女の子とお客様がかなり親身になるので、人間性のできたお客様に、女の子が合コンを開いてあげた、なんて話も聞いたことがあります」
相席システムがある以上、その日に居合わせたお客同士で恋愛が発展するのかとも思いましたが、どうやらそういうことではないのだとか。お店に通って、スナックに集まってくる様々な情報やコネを繋いでもらうことが、スナックで始まる恋愛のキモになるのだそう。
しかし、行きつけのスナックの女の子が、結婚相談所のコンサルタントのような動きをしてくれることもあるとは、新しい発見ですね。では、まずは情報通の女の子に気に入ってもらう必要があるのでしょうか。
「お店にもよりますが、若い男性で常連になってくれる方は限られるので、顔は覚えてもらいやすいはず。ヘンに高いボトルを入れなくても、スナックでキレイに飲める人なら、すぐに気に入ってもらえるはず。お酒に飲まれて悪酔いしたりせず、歳上の常連さんに礼儀を使える人や、その日の客層に合った曲を歌って、全体を盛り上げられる人など。若いうちからスナックで美しく飲めるようになると、自然とコミュニケーション力が上がると思いますよ」
こう聞くと類まれなコミュ力が必要なようにも思いますが、女の子のアシストもあるので、慣れてくるとスナックという場を楽しむために、勝手にコミュニケーション上手になっていく若者も多いそう。ここまでできるようになれば、スナックでなくとも職場やバイト先など、色々なところでモテるようになりそう。スナックで培われるモテスキルは、汎用性が高そうです。
この記事を書いた人
女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。
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