結成4年半で武道館ライブを実現!夢は東京ドームで……【WATWING・鈴木曉インタビュー後編】
執筆者: クリエイティブ集団/画画画
毎回様々なジャンルで活躍するゲストをモデルに迎え、大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」。「4×5」という連載名は、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来です。第9回のゲストは、いま注目のダンス&ボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)の鈴木曉(すずき・あさひ)さんをフィーチャー。グループでは24年2月に日本武道館公演を控え、個人では初の写真集『鈴木曉1st写真集 共鳴』が24年2月15日に発売予定。インタビュー後編の今回は、23年11月から行われたツアーについて、そして控える武道館ライブについての想いを伺いました。
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WATWING・鈴木曉インタビュー後編スタート!
同じツアーで2種類の異なる演出が見どころ
――23年11月から始まった『WATWING Let’s get on the beat Tour』は、いかがですか?
鈴木曉(以下、鈴木) 今回は「新しいライブをしたな」っていう感覚があります。『Live Houseバージョン』と『Zeppバージョン』っていう2種類のライブの演出があるんです。『Live Houseバージョン』はライブハウスでやるので、やっぱりお客さんとの距離が近くて。なので、それに合ったセトリ(セットリスト)を組んだり演出をしたりしているんです。『Zeppバージョン』は会場がちょっと大きくなる分、セットも組めるので、結構面白い仕掛けをやったり、コンセプトを強めにやったりしました。2種類のバージョンがあったので、今回のツアーはすごく学びが多かったですね。
――メンバーの皆さんも、演出について意見を出すこともあるんですか?
鈴木 メインは演出家さんが決めてくださるんですけど、僕らも「こうしたい!」っていう思いが結構あるので、それを伝えると組み込んでくださいます。
――今回のツアーで強い思い入れのある演出を教えてください。
鈴木 『The Practice of Love』っていう曲があるんですけど、ラストサビ前に僕がフェイクを聴かせるのが歌の見せ場になっていて。普段の構成ではそのフェイクがラストサビとかぶるようになってるんです。でも、今回のライブでは僕にスポットライトが当たって、フェイクを聴かせ終わってからラストサビに向かうんです。それがとても緊張感があって……。でも僕も皆さんに歌を届けたい気持ちが強いので、挑戦にもなってすごく楽しかったです!
――WATWINGの音楽性はどんなものなのでしょうか。
鈴木 僕らメンバーは皆、常日頃いろんなジャンルの音楽をたくさん聴くんです。J-POP、洋楽からK-POPまでいろいろ聴くんですけど、「いいな」って思う曲があったらグループ内でお互いシェアするんですよ。「最近、何聴いてるの?」「それ、アツいね!」って音楽のことについて常に話してて。そうしているうちに「じゃあ、こんな曲やりたくない?」みたいなものがみんなの間にふと降りてくるんです。なので、自分たちの好きな曲をまずやっていますね。
――ライブパフォーマンスにも重点的に力を入れていますよね。
鈴木 そうですね。やっぱり「ライブに来て楽しんでもらって、疲れを癒してほしい」っていうのがあります。お客さんの目線に立って“お客さんがどう盛り上がれるか”っていうのも、常に考えています。例えば一緒に手を動かしたりするような曲だったり、やまびこ……じゃなくてコールアンドレスポンス(笑)!ができるような曲だったり。パワーが出る曲を意識して、お客さんを中心に考えながら曲作りをしてますね。
この記事を書いた人
2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。
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