【ヴィム・ヴェンダース監督最新作】映画『PERFECT DAYS』で女優デビューを果たした中野有紗が登場!「ありのままの私でニコを演じました」
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
smart創刊当初から続くスタイリスト・熊谷隆志氏の連載「Tokyo Fashion Tribe」。今回はヴィム・ヴェンダース監督が東京で撮った話題の最新映画『PERFECT DAYS』(12月22日公開)で女優デビューを飾り、注目を集める中野有紗(なかの・ありさ)さんが登場。初めての映画出演への思いを語ってくれました。
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ヴィム・ヴェンダース監督の
「そのままでいい」という言葉に勇気づけられた
熊谷隆志(以下、熊谷)「モデルとしての活動を初めて一年にも関わらず、ヴィム・ヴェンダース監督作品で女優デビュー。大きな話題になっています」
中野有紗(以下、中野)「もともと、モデルになりたくて事務所に入ったんです。女優のお仕事は漠然といつか挑戦できたらいいなと思っていたのですが、こんなに早く叶うとは思っていませんでした」
熊谷「ヴィム・ヴェンダース監督は僕の大好きな映画監督の一人なんですが、中野さんは彼の作品を観たことはありましたか?」
中野「昔の映画作品を観るのが好きなので知っていたし、何本か作品も観ています。ただ、役が決まったときは、演技をするのが初体験なので、役に入るということもどうすればいいのか全くわからないまま現場に入りました」
熊谷「(監督は)役に入り込むとかを求めていないタイプなイメージがあります」
中野「そうですね。撮影中はありのままの私を受け入れてくださる感じでした。役名の『ニコ』と呼ばれていたのですが、いつも『ニコはそのままでいいよ』と声をかけてくださって。それがありがたかったですね」
熊谷「この『PERFECT DAYS』は東京を舞台にした作品なので、撮影はすべて東京で行われたんですか?」
中野「映画自体が『THE TOKYO TOILET』(渋谷区内の公衆トイレを著名なクリエイターのデザインで順次リニューアルしていくプロジェクトで2020年よりスタート)のサイドプロジェクトとしてスタートしているので、渋谷区の公衆トイレを中心に撮影しました。 主人公の役所広司さんが演じる平山はトイレ清掃員として働いているんです」
熊谷「中野さんが演じたニコはどんな役柄なんですか?」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
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