元Jリーガーが総フォロワー約25万人の人気“料理”インフルエンサーに!小泉勇人が教えるダイエット飯の秘訣とは?
執筆者: ライター/石野志帆
Jリーガー時代より今のほうがモテる?!
ダイエッターにも寄り添う発信スタンスとは?
明太子唐揚げ丼『元プロサッカー選手が教えるいくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん』(小社刊)より
――新たに出版された“ダイエット”に特化したレシピ本『元プロサッカー選手が教えるいくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん』で、こだわったことを教えてください。
小泉 僕のSNSフォロワーはダイエット中の方も多いのですが、ストレスで食べ過ぎちゃう傾向があったり、食べることによって罪悪感を抱いたりされています。なので「食べないダイエット」ではなくて「ちゃんと食べるけど、痩せていく」ということを意識しています。一方で、ヘルシーなものはやっぱり味気がなくなりがち……という現状もあるので、塩麹(しおこうじ)などで“うま味成分”を補いながら味気を出す、というのは結構大事にしていているところです。
――ダイエットに関して誤解をしている人は多いと感じますか?
小泉 食事量をめちゃくちゃ減らして「食べないことがダイエットになる」と思っている方は多いと思います。その際、栄養バランスがハチャメチャだったりサプリメントに頼りすぎたりするのは、やはり危険ですよね。「痩せること=健康」ではなくて「何を食べて痩せるか」が、健康につながっていくと思います。でも、わからないからこそ、簡単でやりやすい情報に手が伸びてしまうもの。僕としては、まずは皆さんに“栄養”について知ってほしいと思っているので、基礎を身につけてもらうためにレシピ本をはじめ、栄養管理の発信をしています。
――栄養に目を向けた自炊生活で、小泉さんご自身も気づきがあったのでしょうか?
小泉 見えてくるものはたくさんありました。食事に気をつけることで身体の状態が良くなり、メンタルが安定してくる。メンタルが安定してくると、例えば周りに対しての声かけが変わったりして、周りからの見られ方も変わり、人間関係も良くなっていって……と、多方面で変わっていくんだと実感しました。
――ちなみに、Jリーガー時代と料理について発信している今とでは、ズバリどちらがモテますか?
小泉 本当に正直に言うと……、たぶん今だと思います(笑)。
「料理はいまだに面倒だし嫌い!」
それでもやり続けられコツのは
脱・完ぺき主義とオシャレな環境
――Jリーガー時代は料理が嫌いだったということですが、今は好きになりましたか?
小泉 料理は……、はっきり言うと嫌いです!作って食べて洗って……って時間も工程も結構かかるじゃないですか。なので、僕は「手軽に美味しく簡単に」っていうことを一つ目標に掲げてずっと作っています。「料理嫌いでも健康になれる」がモットーです。
――料理好きでなくても、自炊を習慣化させた工夫はありますか?
小泉 (自炊の工程で)好きなことを何か見出そうと思った時に、盛り付けとか器にこだわることで、それがアート感覚で楽しめるようになったんです。これも全て一つの作品だと思うと、楽しいんですよ。なので、環境を整えてあげることは大切だと思います。例えば「こういうキッチン家電かわいいな」っていうものをちょっと集めて、キッチンに向かいたくなる雰囲気を作ってあげるのもいいと思います。
――これからダイエットや自炊をやってみようとする人にアドバイスがあればお願いします。
小泉 やっぱり「100点を目指さない」っていうのが大切だと思いますね。「あれもこれもダメ」とガチガチの凝り固まった考えになってしまうと、どこかでプツっと糸が切れてしまうと思うんです。それで「私はできない」「ダメな人なんだ」と罪悪感を抱きすぎるとどんどん自分に自信がなくなっていきます。「こういうときもあるよね」という感覚をつけていくことが、すごく大事かなと思います。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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