元Jリーガーが総フォロワー約25万人の人気“料理”インフルエンサーに!小泉勇人が教えるダイエット飯の秘訣とは?
執筆者: ライター/石野志帆
Jリーグのヴァンフォーレ甲府などでGK(ゴールキーパー)としてプレーし、今年現役を引退した小泉勇人さん。現役時代、コロナ禍以降にSNSに投稿した自炊料理が「#アスリート飯」として人気を博し、今では総フォロワー約25万人の人気インフルエンサーだ。10月20日に新刊『元プロサッカー選手が教えるいくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん』(宝島社)を上梓した小泉さんに、プロのアスリートながらプロ顔負けの料理の腕前を持つに至った理由や、健康的に痩せるための自炊を続けるコツについて聞いた。
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自炊ほぼゼロのJリーガー時代。
“丸焦げチャーハン”レべルから
プロ級レベルアップできたワケ
――現役Jリーガーとして活躍されていた3年ほど前から料理を始めたとお伺いしました。それまで自炊の経験はありましたか?
小泉勇人(以下、小泉) 少しはあったんですが、毎日わざわざ作るほどではなくて、気が向いたときにたまに作るという感じでした。豚肉の生姜焼きをつくってみたり、冷凍チャーハンにあさりや納豆を入れて炒めてできた真っ黒こげのものを食べたり……というレベルでしたね。
――Jリーガーの普段の食生活はどんな感じなのでしょうか?
小泉 チームによって違うのですが、僕がいたチームはお昼ご飯が出ることはなかったので、自分で作るか、パートナーのいる方は作ってもらったりという感じなんですけど、僕は基本的には外に食べに行っていました。
――最初から「自炊して体調管理や身体づくりをしよう!」という感じではなかったのですね。
小泉 料理って「面倒くさいし、時間の無駄だ」と思っていたんです。キッチンに立つ時間や片付けも含めて、一人分を作るのもすごく大変ですし、余っちゃうし……という感覚があったので、できればあまり料理をやりたくはなかったですね。
海鮮のオイスター炒め『元プロサッカー選手が教えるいくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん』(宝島社)より
――そんな小泉さんが自炊を始めたのはどんなきっかけでしたか?
小泉 コロナ禍に突入して、なかなか外に出られなくて外食にも行けない……っていうときに、自炊をするしかなくなりました。美味しそうなレシピをYouTubeとかで調べて、まずは簡単なご飯を作り始めるところからスタートしましたね。簡単なところから始めることで「自分は料理をできるんだ」という感覚が身についていきました。
――料理をSNSにアップし始めると、すごく反響があったそうですね。
小泉 嫌いだった料理をやり続けるために「人に見てもらおう」と思って、Instagramのストーリーズにちょくちょくアップし始めたんです。そしたら「すごいじゃん!」と、ちょっと話題になって。そのうち、主婦層の方からは「普段の献立ですごく参考になります」とか、ダイエット中やボディメイク中の方からは「痩せました!」「食事にストレスを抱えていましたが、食べることが楽しみになりました!」というような声をいただいて、人から感謝されることが増えました。サッカー以外でこういうことはなかなかなかったので、僕の中ですごく嬉しかったですし、世間から応援されているって思いましたね。
――そうした反響からモチベーションが上がっていった、と。
小泉 せっかくやるんだったら「自分で自分の身体を整えよう」と、栄養の勉強もしつつ気を配るようになって。しばらくしたら、身体が軽くなった感覚が出てきて、プレーの質も良くなりました。それで「自分のやっていることってすごく価値のあることなんだ」「大切なことなんだ」と気づいたんです。それから(料理を)続けるようになりましたね。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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