ビームスTバイヤーがおすすめする至極のTシャツ「Tシャツは“バックボーン”が見えるものが好き」
執筆者: smart編集部
ファッション業界で活躍している先輩は、一体どんなTシャツを所有しているのだろうか。数えきれないほどTシャツを所有するTシャツコレクターであるBEAMS T(ビームスT)バイヤーの佐藤貴史さんに、そのこだわりを聞いた。
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Tシャツコレクター
佐藤貴史さん(BEAMS T Buyer)
PROFILE
Tシャツを中心にしたラインナップのビームスT 原宿で、ショップスタッフとして活動したのちに、現在はバイヤーとして勤めている。ファッションだけでなくHIP HOPに対する造詣も深い。
Tシャツのルーツまで
リスペクトを込めて
BEAMS Tバイヤーの佐藤さんといえば、無地Tシャツにゴールドのアクセサリーが象徴的で、彼のルーツにあるHIP HOPを強く感じられるスタイルに定評がある。そんな彼がここ最近気に入って身につけているのが、BEAMS Tで新たにリリースされたオリジナルの無地Tシャツなのだと話す。
「初めてBEAMS TからブランクのTシャツをリリースすることになったんですけど、このTシャツはネック周りが詰まっていて、オンスも厚めなデザインにしているんですよ。今まで我々が培ってきた知識や経験をもとに、生地の風合いから豊富なカラー展開と、多くの人に納得してもらえるTシャツに仕上がっていると思っていて、実際に僕も気に入って着用しています」。
BEAMS TオリジナルのブランクTシャツ。6色展開。T-Shirt各¥5,500(ビームスT 原宿☎︎03-3470-8601)
そして、忘れてはいけないのが、BEAMS Tといえばグラフィックやデザインを身近なアートとして発信し、旬なブランドのTシャツを専門的に取り扱う店舗であり、それらのアイテムを佐藤さんがアンテナを張って集めているということ。
「僕は、ブランドやアーティストさんが普段どういう所で遊んでいて、どんな人たちと親交があってというバックボーンを大切にすることが多いです。なのでその人の背景が見えるものが好きですね。そういった考えのもと、これまで別注させていただいたTシャツは数えきれないほどあるんですけど、ここ最近ですと、僕がバイヤーになる前からお付き合いのあるChaos Fishing Clubさんと釣りバカ日誌とマンガート ビームスがコラボしたTシャツがあって、すごく気に入っています。他には去年の夏にNYに行って実際に会って話をして商品化させていただいた、Secret Magazineという有名雑誌の編集部員が作ったTシャツや、Book Worksという今日本でも人気のブランドとの別注Tシャツは思い入れがありますね」。
そうして話を聞いていると、自身が着用する無地Tシャツ、別注しているTシャツともに、背景にあるルーツを大切にするという一貫性のあるマインドを持っていることがわかる。
BEAMS Tの無地Tシャツのリリースを記念して、普段からゆかりのあるアーティストや、クリエイターとコラボしたTシャツコレクションの一部。左から、J.30000 × BEAMS T、Aki Yamamoto ×BEAMS T、Softworks × BEAMS T、TOSHIFUMI KIUCHI× BEAMS T 全て¥7,480(ビームスT 原宿☎︎ 03-3470-8601)
BEAMS Tで現在取り扱っている選りすぐりのTシャツ。左から、Secret Magazine × BEAMS T ¥5,940、ESOW× BEAMS T ¥5,940、Book Works × BEAMS T ¥5,940、Book Works × BEAMS T ¥5,940、釣りバカ日誌 × Chaos Fishing Club × マンガート ビームス ¥8,800、HIROTTON× BEAMS T ¥5,940、HIROTTON × BEAMS T ¥5,940、(ビームスT 原宿☎︎03-3470-8601)
Photography_YUKI OHASHI
Edit & Text_Teneight, smart
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