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連載4×5(シノゴ)

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

執筆者: クリエイティブ集団/画画画

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

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毎回様々なジャンルで活躍する著名人をモデルに迎え、大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」。「4×5」という連載名は、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来です。第5回のゲストは、EBiDANの9人組グループ・超特急でメインダンサー&バックボーカルを務め、役者もこなすマルチプレイヤー草川拓弥さんをフューチャーします。

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超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

「NEAT」の西野氏を敬愛する
筋金入りのファッショニスタを深掘り!

――今日は撮影お疲れ様でした。今日着てもらったのがセットアップなんですけど、普段衣装や私服でセットアップはよく着られますか?

草川拓弥(以下、草川) 衣装で着る機会は多いですけど、私服でセットアップを着ることはなかなかないですね。基本的にかちっとした格好よりも、ゆるいぐらいの格好が多いです。でも最近はセットアップでも生地がゆるめのモノも多いですからね。着てみたいなとは思います。それで言うと、今はジャケットを作りたいと思ってるんです。ジャケットをオーダーメードで作れるところがありまして、自分のサイズに合ったジャケットをずっと作りたいなと思っていて、いまだ作れていないんですが、今後作りたいですね。今はまだ暑くて(撮影は7月)大丈夫かなって(笑)。

――それは私服で着る用にですか?それともフォーマルなもの?

草川 私服で着る用ですね。でもそんなにかっちりとせず、ジャージーとかに合わせたりしたいなと思ってます。

――なるほど!本気の服好きとお見受けしました(笑)。

草川 服がすごく好きで、自分が貯めたお金もほとんど服に飛んでいきます(笑)。

――私の無茶苦茶な偏見なんですが、(メゾン)マルジェラのローファー「TABI」を履いている人は本物の服好きが多いと思っております(笑)。

草川 いや、でも履いている人は結構多いですよ(笑)。

――ブーツは女性で履いている人が特に多いですけど、私の知ってる人はだいたい、このローファー型のものを履いてる人って“本気(ガチ)”の人なんです。

草川 楽なんですよ。ちょっとミュールっぽくも履けるので。楽な格好にこれだけ履いていてもファッションとして成立もしますしね。昔は奇抜(きばつ)なファッションを好んでいまして、それこそグループに入りたての頃は、ストリートファッションが結構好きだったんですよ。XLARGE(エクストララージ)とかA BATHING APE®(アベイシングエイプ®)とか。

――へぇ、結構がっつりストリートですね。

草川 それにEVISU(エビス)のジーンズ履いて、とか。

――おー、カモメが象徴的なEVISUですね。そんなイメージないなー。

草川 高校生の後半ぐらいの時ですね。しっかりハマっていて、そこからいろんな仕事とかをさせていただく中で、いろんなブランドをより知るようになっていったって感じですかね。

――今好きなブランドはあるんですか?

草川 ドメスティックブランドではNEAT(ニート)が好きです。

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

――NEAT!西野(大士)さんがデザイナーのブランドですね。

草川 そうです。そもそも西野さんが好きなんですよ。面識はないんですけど。

――じゃあ、電話する?西野さんとはずっと前から友達で、仲がいいんです。(笑)。確か今は淡路島のお店「N&N STORE」に行ってますね。電話しちゃいましょうか?(笑)

草川 いやいや、わけがわからなくなっちゃいます(笑)。お洒落な西野さんが好きなんです。

――お洒落な人ですよね。“THE 西野流”みたいな感じですよね。

草川 何かもう“レベチ”(レベルが違う)なんですよね。アイテム選びもシルエットもゆるい感じなのに、かっちりとも見える絶妙なあの感じが。

――なるほど!!結構な西野さんフリークですね。顔の系統はまったく違いますが(笑)。※西野さんすみません。

草川 そうなんです。やっぱり真似たりもするんですが、西野さんが着るからキマるみたいなところもあるので、結構難しいんですよね。めちゃめちゃ好きなので、NEATのお店に行ってパンツを作ったりもしています。ゆくゆくはNEATでジャケットも作りたいです。

――確かにNEATはお店でジャケットもオーダーできますよね。

草川 そうなんです!あとは本当にオールジャンルで古着も着ます。

――それが本気の服好きたるゆえんですね。西野さんにも今度この連載に出てもらいましょう。そしてコラボしてもらいましょう(笑)。言っておきますね(笑)。さて、洋服に関する深掘りで盛り上がりましたが、ここからは音楽やグループ(超特急)について深掘りできればと思います。

草川 音楽は先ほどからずっと流していただいたback number(バックナンバー)が好きです(草川さんが好きだと伺って、撮影中はずっとback numberを流していました)。高校の友人から教えてもらって好きになりました。

――back numberを好きになったきっかけの曲はなんだったんですか?

草川 「花束」とか、それくらいの時代からです。

――草川さんが今の事務所に入ったのはいつくらい?

草川 中学1年生の終わりぐらいです。

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

――結構長いですね!

草川 15年以上もお世話になっています。

――なるほど。そこからEBiDANに入って、超特急のメンバーになったのでしょうか?

草川 それで言うと、超特急が先でその後にEBiDANです。僕は初期メンバーではなくて、正確に言うと3カ月後ぐらい後から入ったんです。高校2年生ぐらいの時にやってみないかと誘われて、ダンスもやったことがなかったんですけど(笑)。

――そこからダンスも覚えて。

草川 正直、当時は「えっ」って驚きはありました。ダンスもやったことがないし、何からスタートしたらいいかわからない状況で(笑)。加入したらいきなりEBiDANでやるようなライブをやるので、3、4曲を一気に覚えるぞみたいなことを言われて、正直不安のほうが大きかったです。今となっては良い思い出です。

――その年代の時は、好きなアーティストはいましたか?

草川 学生の頃はBIGBANG(ビッグバン)が大好きでした。

――あの時代も懐かしいですね。

草川 G-DRAGON(ジードラゴン)を崇拝していました。その時はもう、彼が身につけているものを服は基本的に真似していましたね。結構高い物も身に付けているから、さすがに限度があったんですけど、なるべく似たようなものを探したりとか、高校にG-DRAGON好きの仲間がいたので一緒にライブに行ったりもしましたし。

――そうやって好きなアーティストの服を真似したりというのをずっと経(へ)てきているんですか?

草川 そうですね。特にG-DRAGONはだいぶ真似てましたね。

 

撮影中はback numberの曲を流しながら、「こんなにゆるい撮影で良いんですか?」と口にしていた草川さん。カメラの好不調(往年の名機のため、カメラの不調がよくある)の波がある中、動じずに被写体としてたたずむ姿が印象的でした。後日公開のインタビュー後編では、マルチプレイヤー草川拓弥の役者とアーティストのアレコレをさらに深掘りしていきます。

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

ジャケット¥132.000、カットソー¥26.400、パンツ¥46.200、マフラー¥28.600/以上すべてターク(ジョワイユ☎03-4361-4464)、その他/スタイリスト私物

Profile/草川拓弥(くさかわ・たくや)

超特急・草川拓弥がBIGBANGのG-DRAGONに憧れた過去。グループ1のファッショニスタが今、最も好きなブランドは?

1994 年 11 月 24 日生まれ、東京都出身。 メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバー。 近年の主な出演作として映画『チェリまほ THE MOVIE~30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(22)、ドラマ「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(20)、ドラマ「クロステイル ~探偵教室~」(22)、ドラマ「みなと商事コインランドリー」(22)、ドラマ「デブとラブと過ちと!」(22)など。現在、ドラマ「みなと正直コインランドリー2」が放送中。

連載「4×5」とは?
フォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイク、動画クリエイターなどの多彩なクリエイターを起用し、クリエイションと総合演出を行っているGAGAGAプレゼンツの連載企画。大判カメラで撮影した10枚の写真とインタビューでゲストの魅力に迫ります。

photographer=斎藤 大嗣
stylist=青木紀一郎
Hair & Make-up=速水昭仁
videographer / filmmaker / director =Mo-chang-co

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この記事を書いた人

2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。

Instagram:@gagaga_tokyo

Website:https://www.stanford-group.com/creator/creator-38261/

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