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【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

執筆者: エディター・ライター/齊藤美穂子

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

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2020年3月4日にシングル『PROTOSTAR』を発売して以来、国内外から注目を浴びているボーイズグループ・JO1。これまでに発売したシングル7作はすべて主要音楽チャートで1位を獲得し、アジア最大級の音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」において”Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど、勢いはとどまるところを知らない。smartにもたびたび登場してくれるそんな彼らが、セルフプロデュースしたというニューシングル『NEWSmile』を7月24日にリリースする。作詞を担当したという木全翔也さんに、メンバーを代表して新曲について語ってもらった。

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わかりやすくてキャッチーなダンスを
ぜひ一緒に踊ってほしい

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

――ニューシングル『NEWSmile』のリリースが決まりましたね! どのような仕上がりの楽曲になっていますか?

木全翔也(以下、木全) 朝のニュース番組『めざまし8』(フジテレビ系)のテーマソングになっているんですが、朝って憂鬱(ゆううつ)な気分になるときもありますよね? 悩んでいることを思い出したり、「ああ、出かけたくないな〜」って思ったり。そんな気分が吹っ飛ぶくらいの、爽やかでテンポがよい曲です。僕自身も学生時代は『めざましテレビ』をよく観ていて、西野カナさんの「Have a nice day」が聞こえてくるとテンションが上がっていたので、同じように感じてくれる方がいたら嬉しいです!

――ここまで爽やかでポップな曲は、JO1としては珍しくないですか?

木全 そうですね、これまでの楽曲だと「Run & Go」は割と雰囲気が近いと思うんですけど、J-POPのムードを感じられてここまでストレートな曲調っていうのは初めてかもしれないです。

――今回はメンバー5名が作詞を手がけた、セルフプロデュース曲だと伺いました。そのなかでも、木全さんが大活躍だったとか。

木全 作詞は5人でやったんですけど、7曲くらい候補のデモ音源があったので、メンバー全員でどの曲が良いかを話し合って決めました。その後、作詞の話になったときに、「歌詞やってみます。でも無理だったら諦めます!」と言って取りかかったんですが、なんとか書き上げました。

――素晴らしい! でも時間がかかったんじゃないですか?

木全 実はあまり時間はかからなくて、3時間くらいで完成しました。部屋で一人でパソコンに向かって黙々と書いて。『NEWSmile』のように、ハッピーな曲のほうが書きやすいのかもしれないです。普段作詞をするときは、作っても結局「うわっ、自分“中二病”じゃん……」って恥ずかしくなっちゃうんですよ。次の日書いたのを見ると、「なんじゃこりゃ?」みたいな。絶対見せられないものが多いです。だからどちらかと言えば、トラックメイキングしているほうが好きなんです。

――歌詞でこだわった部分はどんなところですか?

木全 ニュースって“お知らせ”という意味じゃないですか? だから僕らも、笑顔をお知らせするよっていう思いを込めて作詞しました。タイトルの『NEWSmile』も僕が考えたんですが、これには意味があって、まずはストレートに“New Smile”=新しい笑顔、次に“News Mile”=距離を超えて届ける、そして最後に“Newsが参る(やってくる)”という3つの意味を込めました。

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

――トリプルミーニング!

木全 そうなんです! もう一休さんになったつもりで作りました(笑)。聴いてくれた人に伝わるといいなぁ。歌詞には“New Smile”と“NEWS mile”を書き分けているので、それはモジっているわけじゃなくて、意味があることに気づいてもらえたら嬉しいですね。

――ほかに注目して聴いてほしい部分はありますか?

木全 “過ぎてゆく日々に追いつくのに必死で 忘れていた心”っていう、純喜くんが作った歌詞部分なんですが、僕はすごく刺さりました。きっと誰しもにあてはまるというか、このフレーズを聴くとハッとすると思うんです。どうしても忙しくなってくると、友人や家族など自分の周りの人のことをないがしろにしてしまったりするじゃないですか。例えば朝に家を出るときも、頭で別のことを考えていて家族に冷たくして出てしまうこともあると思うんです。そんなときにこの歌詞を聴くと、帰ったらちゃんと接しようっていう気持ちになってくれるんじゃないかな。ここの部分に限らずなんですが、純喜くんの歌詞を見たときに、日本語でまっすぐ伝えるのが得意なんだなと感じましたね。

――実際に仕上がった曲を聴いた時の感想は?

木全 「すごくいい!」とテンションが上がりました。そもそも、あった譜割(ふわり)にだいぶ合わせに行ったこともあって、歌詞と曲が合ってるな〜と。韻とかもそうなんですが、作詞をするときは気持ち悪い終わり方にならないように意識して作っているんです。あと今回の曲は、サビに“NEWSmile〜、NEWSmile”と英語が入るので、サビの入りは絶対日本語にしたくて。作詞をするときは、日本語と英語のバランスも大事にしています。

――MVの仕上がりはいかがですか? 衣装も今までに見たことがない雰囲気ですね。

木全 ちょうどつい最近撮り終わったばかりなんです。だからこの衣装もその時に初めて着たんですけど、ちょっと懐かしい感じがするポップさがありますよね。メンバーの中で僕が一番やんちゃ感があるかもしれないですが(笑)。レゴのイヤリングをしてみたり、靴にも“ハートつけたーい♡”って言ったらそれもつけさせてもらって。みんなもこのテンションで、結構可愛い感じに仕上がっています。あとは、この衣装の他にも、パジャマと、ダンスシーンではかっこいい衣装を着たりしています。

――パジャマ姿はファンが絶対楽しみにしていると思います。

木全 音楽番組にパジャマで出るっていうのも面白いですよね! 下はスリッパを履いているので、踊っている途中に飛んじゃったりして。あ、裸足でいいか。画鋲(がびょう)踏んだら終わるけど(笑)。でもなんか想像したらすごく可愛くないですか!?僕、ちょっとやってみたいかも!

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

――いいですね!ちなみにダンスはどんな感じになっているんでしょうか?

木全 あまり激しく踊っていなくて、ポップで真似しやすいんじゃないかな。これまでJO1の振り付けって複雑なものが多くて、ファンのみなさんと一緒に踊るって感じじゃなかったんです。でも今回はメンバー全員の意向もあって、わかりやすくてキャッチーなダンスに仕上がっているので、ぜひ一緒に歌って踊ってほしいです!

――今回はグッズが発売されるんですよね?

木全 はい、いわゆる“CD”じゃなくて、「Charming Daily Goods」=略してCD GOODSと題した、音楽付きのグッズをリリースします。韓国ではすでにそういった販売もスタンダードなんですが、グッズについているQRをスキャンすると新曲が聴けるんですよ。今回のラインナップは、歯ブラシとか、マグカップとか、トイレットペーパーとか日用品なんです。メンバーカラーにまつわるジャムもあります!

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

――ジャム!? それはやっぱりファンネーム(JAM)とかけたものなんでしょうか?

木全 その通りです! ファンネームは、“JO1 AND ME”の頭文字からJAMと名付けたんですが、会場がいっぱい埋まっているという意味もあって。トーストに味をつけるとか、いろいろ意味があるんですけど。

――またもやダブル、いやトリプルミーニング……。いやもっと?

木全 ダジャレじゃないですけど、なんかJO1、そういうの好きですね(笑)。なんか裏があるほうが楽しいじゃないですか!

――これから常にJO1に関しては「何か他の意味もあるのでは?」という目で見てしまいそうです。今後の“ミーニング”も楽しみにしています。本日はありがとうございました!

(了)

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【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

フジテレビの朝のニュース番組『めざまし8』(毎週月〜金・あさ8時〜9時50分放送)のテーマソングとして、すでに耳にした人も多いかもしれない、JO1のエネルギッシュなポップチューン! これまでの楽曲とは異なり、爽やかで明るいテンションの楽曲からは、11人の新たな魅力が伝わるはず。「当たり前の日常を送れる幸せ」というメッセージが込められた、メンバーの木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨、大平祥生が共同で手がけたという作詞にも注目。

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『JO1 MART』が渋谷にOPEN!

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

2023年7月24日(月)〜7月30日(日)の期間中、CDを売らないCDショップとして、楽曲の世界観を体験しながらCD GOODSを購入できる『JO1 MART』が渋谷(東京都渋谷区宇田川町16-9)にオープン。音楽付きのジャムや歯ブラシなど、雑貨や日用品を販売予定。

Profile/JO1(ジェイオーワン)
サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11名によって2019年に結成されたグローバルボーイズグループ。2020年3月4日にデビュー後、リリースするシングルはすべて主要音楽チャートで1位を獲得。2022年末に「第73回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。海外では、「2022 MAMA AWARDS」において”Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞、「WEIBO Account Festival 2022」において”優秀男性グループ賞”を受賞するなど、日本だけでなく海外からも注目を集める。グループ名に込められた“世界の頂点を目指していく”という思いをかたちにすべく、活動の幅を広げている。

Profile/木全翔也(きまた・しょうや)

【JO1】木全翔也、作詞を手がけたニューシングル『NEWSmile』のタイトルに込めた“3つの意味”とは?

2000年4月5日生まれ、愛知県出身。2019年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演し、見事「JO1」のメンバーに選出。2020年3月4日、シングル『PROTOSTAR』でデビュー。普段の天真爛漫さと、ステージでの憑依したかのようなパフォーマンスのギャップでファンを魅了し続け、近年では作詞やトラックメイキングの才能も開花。テレビドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』に出演するなど、俳優としても活動。

写真=山仲竜也(STANFORD)
インタビュー&文=齊藤美穂子

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  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』で作詞を担当した木全翔也
  • JO1が7月24日にリリースする『NEWSmile』のジャケット写真
  • 7月24日(月)〜7月30日(日)の期間中、CDを売らないCDショップとして、楽曲の世界観を体験しながらCD GOODSを購入できる『JO1 MART』が渋谷にオープンする
  • 『JO1 MART』で販売予定の音楽付きのジャムや歯ブラシなど、雑貨や日用品など

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この記事を書いた人

出版社でファッション誌の編集を経て、フリーエディター兼ライターに。現在は雑誌や書籍、Webなどをメインに、幅広いジャンルで記事を制作。 趣味は陶芸と金継ぎ、料理、旅。2020年に移住し、湘南暮らしを満喫中。

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