国内No.1スニーカーフリマサイト「スニダン」が選ぶ、今ノドから手が出るほど欲しい激レアな3足【2023年5月期】
執筆者: ライター/本間 新
スニーカーの勢いはいまや90年代のハイテクブームの頃を既に超え、なお注目度が上昇し続けています。その理由のひとつとして、日進月歩のテクノロジー&デザインで進化していくモデルや、80年代や90年代に名を馳せた傑作の復刻モデルなど、さまざまなモデルがリリースされているからなのです。
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毎日のようにリリースされるスニーカーの中には、世界的に知られるラッパーやファッションアイコン、ファッションブランドとのコラボレーションモデルや、超少数リリースモデルといったモデルも含まれ、それらはもちろん即完売(即完)することも珍しくありません。よって、入手困難で市場価値が高く評価されているわけです。それらの即完だったスニーカーの動向を観察することで、“今イケてるモデル”や“価値のあるモデル”といった、“スニーカーシーンの旬”を知ることができるというわけです。
そこで、スニーカーシーンの最新事情を探るべくご協力いただくのが、月間500万人以上が利用する国内No.1スニーカーフリマサイト「スニダン」です! 世界中で日々、数多くリリースされるスニーカートレンドをいち早くキャッチするスニダンで見つけた、2023年5月期に注目すべき3足をリポートします!
解説してくれるのは
SNKRDUNK 原宿店 店長
タフケンさん
「最近では、学生から大人まで幅広い年齢層の方が、『ナイキ エア ジョーダン 1(AJ1)』を求めている印象があります。その人気は留まることを知らず、特に春や夏に向けて、水色やパステル系の明るいカラーが注目を集めています。
さらに、『Travis Scott(トラヴィス・スコット)』といった人気アーティストとのコラボレーションによって、新たなカラーがリリースされるなど、今月も相変わらず盛り上がりを見せています。また、『PEACEMINUSONE(ピースマイナスワン)』といった注目のブランドからも新色が登場しており、ジョーダンファンに限らず、スニーカー愛好家全体から注目を集めています。
一方で、個人的にはAJ1以外のジョーダンシリーズにもっと注目してほしいと感じていますね。ジョーダンシリーズは、AJ1をはじめとして、様々なアイテムがラインナップされており、それぞれのモデルにも独自の魅力があります。このようなバリエーション豊かなジョーダンシリーズにもっと注目が集まれば、新たなスニーカーカルチャーの発展にもつながるのではないでしょうか」
【2023年5月期の注目すべき1足目】
ブランド:ナイキSB×ジョーダン ブランド(NIKE SB×JORDAN BRAND)
モデル:ナイキ SB × エア ジョーダン 4 “パイングリーン”
タフケンさん「大人気モデル、『エア ジョーダン 4』をベースにした、スケートボードエディションです。エア ジョーダン 4の特徴的な、サイドのメッシュやケージなどが、オリジナルのプラスチックから、よりソフトな樹脂でアレンジされていて、スケートボードの激しい動きをサポートしてくれます。そしてオリジナルのヒールにはジャンプマンロゴが配されていますが、今作では“NIKE SB”ロゴを採用。ジョーダンファン&SBファンのどちらにとっても垂涎のディテール使いと言えますね」
1989年にマイケル・ジョーダンのシグネイチャーモデル第4弾として、リリースされたエア ジョーダン 4。このモデルは、ビジブルエアやメッシュネット、TPUパーツなど、当時最新の技術が盛り込まれ、バスケットボールシューズの歴史に新たな一章を刻みました。本作は、そんなエア ジョーダン 4をベースにアレンジしたスケートボードエディション。
スケーターたちの要望に応えるために開発されたこちらは、1989年当時の形状をトゥボックス周りに採用し、フィット感を改善しつつ、完璧なトリックをサポートすることに注力。柔軟なプラスチックのディテールが加えられ、ヒールに内蔵されたNike Airは、トリック時の激しい衝撃からスケーターの足を守ってくれます。
アッパーは肉厚で上質なレザーを使用し、高級感と優れた耐久性を兼ね備えています。そしてトゥからサイドにかけてはスエードに切り替え、オーリー時の補強を加えています。
ジョーダン 4の特徴的ディテールと言えるサイドのメッシュやケージに要注目。オリジナルは硬質な樹脂だったのに対し、今作ではしなやかで伸縮性の高い樹脂に変更し、スケートボード時に破損するのを防いでいます。
ヒールにNike Airを搭載し、優れたクッショニングと反発力を発揮。さらにアウトソールは摩耗の激しいトゥとヒールがガムラバーで切り替え、耐久性を高めています。
商品詳細はSNKRDUNKまで。
【2023年5月期の注目すべき2足目】
ブランド:ピースマイナスワン × ナイキ(PEACEMINUSONE × Nike)
モデル:クウォンド1 “ブラックアンドホワイト”
タフケンさん「韓国のアーティストグループ“BIGBANG(ビッグバン)”のリーダー“G-DRAGON(ジードラゴン”ことKWON JI YONG(クォン・ジヨン)が展開するブランド、“PEACEMINUSONE(ピースマイナスワン)”とナイキのコラボレーションモデルです。約半年前からリーク画像がSNSに出回って、多くのファンが“いつ出るのか? ”とワクワクしていたモデルです。シューズと同時にアパレルもリリースされ、そちらもかなり話題となりました」
韓国発のファッションブランド「ピースマイナスワン」とナイキとのコラボレーションコレクションから約2年前に登場し、話題となったモデル「クウォンド1」の新作。
今作は、クラシックなホワイトをベースに、ブラックをあしらったコントラストを極めたカラー。同モデルのアイコンであるシュータンフラップはもちろん、トゥやスウッシュ、ヒール、ソールにもブラックが使われ、全体的に秀逸なカラーバランスとなっています。
上質なレザーを用いて仕上げられたアッパーのトゥには、ウィングチップタイプのメダリオンが設けられ、ドレッシーなテイストに。
特徴的なシュータンフラップはシューレースでホールドされているので、気分に応じて取り外すことも可能。よりシンプルですっきりとしたシルエットへと早変わりします。
ミッドソールはトレンドの若干厚めの作りで、スタイルアップも期待できますね。
商品詳細はSNKRDUNKまで。
【2023年5月期の注目すべき3足目】
ブランド:ナイキ(NIKE)
モデル:エア ジョーダン1 レトロ ハイ OG “セルティックス/ブラック アンド ラッキーグリーン”
タフケンさん「この一足に関して一番のポイント言えるのが、カラーリング。エア ジョーダン1ではダントツで人気のブラックトゥ、通称“つま黒”ですね。ヒールやウィングマークのパーツのカラーが切り替わるっているのは珍しいですし、さらにトレンドのグリーン設定なのもミソ。エア ジョーダン1の場合、レザーの質感にバラツキがあるのですが、今作に関しては非常に良いですね」
今回リリースされたエア ジョーダン1 レトロ ハイ OGは、2009年にも発売された「セルティックス」というカラーリング。このカラーは当時、「Defining Moments Pack」を略してDMPと呼ばれる2足1パックのうちの1足としてリリースされました。
このパックは、1986年にマイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズとともに初めてNBAチャンピオンシップを獲得したのを記念して発売されたもの。そんな特別なパックに登場した「セルティックス」は、NBAで歴史を刻んだマイケル・ジョーダンの、偉大なる功績を称える意味合いが込められています。
アッパーのアンダーレイやオーバーレイ、ヒールなど全てのパーツは上質なレザーで構成。トレンドのグリーンを使用したポップなカラーリングながら、重厚な雰囲気を醸し出しています。
本作の最大のポイントと言っても過言じゃないのが通称“つま黒”と呼ばれるブラックトゥ。モノトーンのカラーリングが、全体の印象をキリッと引き締めています。
オリジナルのシルエットを忠実に再現したOGモデルなので、全体的に丸みを帯びた、クラシックな雰囲気へと仕上げられています。
商品詳細はSNKRDUNKまで。
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「SNKRDUNK 原宿店」
「SNKRDUNK 原宿店」
(住所)東京都渋谷区神宮前4-28-25 FUJIBUILDING JINGUMAE 1・2F
(営業時間)11:00~20:00
(定休日)年末年始 ※不定休
(公式HP)https://snkrdunk.com
(公式インスタグラム)@snkrdunk
(公式アプリ)iPhone
(公式アプリ)Android
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この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
Instagram:@homart01
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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