【横浜中華街に極上のサウナがオープン！】「HARE-TABI SAUNA & INN」の“ゆらぎ効果”の風で外気浴以上にととのいすぎた

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美味しい本場の中華料理を堪能して、海風が気持ちいい山下公園を歩き、夜は横浜スタジアムでビール片手にナイター観戦。さらに少し足を伸ばせば“なんでも揃う”みなとみらいが――。気候がいい今の時季、横浜中華街をはじめとする横浜ベイエリアが最高です。そんな横浜ベイエリアの中心地はやっぱり横浜中華街。横浜最大にして日本でも最大の“サ飯街”の一つとも言える横浜中華街に、サウナ施設「HARE-TABI SAUNA（ハレタビサウナ）がオープンしたと聞き、早速行ってきました！

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中華街を歩き異国情緒を感じたその先に……

よく晴れた初夏を感じさせる陽気の中、みなとみらい線元町・中華街駅を出て朝陽門から中華街にin。たくさんの観光客やいいニオイが漂う中華料理店を横目に歩くこと約5分、「正面にハマスタが見えてきた！」と思いながら地図が差す方向のビルを見上げると……。

ビルには“SAUNA”の文字が！

さぁ入店してみましょう！（ちなみにこの看板の脇にある絵、見覚えがありませんか？そう、ハイボールでおなじみのキャラクターをアレンジした「アンクルサウナ」が公式キャラクターになっているのです。詳細は【この画像を見る】からチェックしてください）

ビルの3階でエレベーターを降りると、お店自体は思っていたよりコンパクト。受付を済ませると、早速“スタータードリンク”のストロングショット（300円）をお店の方に勧められます。「ドライジンジャーエール」「サンダーレモネード」「クラフトコーラ」の中から私は「ドライジンジャーエール」をチョイス。

このショットを一口でクイっといくと、ガツンとパンチのある、実に辛口なジンジャーエール！「これからサウナに入るぞ！」と景気づけにぴったりで、効能としても発汗作用を促進してくれるんだとか。

いざ、“港町・ヨコハマ”を感じるサ室へ！

横浜観光のテンションをさらに引き⽴てられるよう、港らしい⾚煉⽡建築をコンセプトにしたインダストリアルなデザイン空間の浴室に入り、早速サ室へ直行！「かるまる池袋」をプロデュースした“サウナ王”こと太⽥広⽒が監修したサ室は、⽇本初導⼊となるEOS社製の⽔⾞式サウナストーブが中央奥にどっしりと鎮座。中国茶のセルフロウリュを体験できるフィンランド式サウナとなっています。

近代産業発祥の地である横浜の象徴、 蒸気機関のような⽔⾞（⾞輪）型サウナストーブはとにかくインパクト大です。サ室内の静かな雰囲気と緩やかな時間の流れを象徴するように、水車はゆっくりと回っており、その様子を眺めているだけでサウナに集中できます（サ室内にテレビはありません）。両側に2段のスペースが用意されており、サ室内の広さも申し分ないと言えるでしょう。そして30分ごとにオートロウリュが愉しめます。「HARE-TABI SAUNA & INN」は地域専門店とのさまざまな連携も行っており、このロウリュは中国茶専⾨店「悟空茶荘」提供の烏⿓やジャスミンなどの極上中国茶ロウリュなのです。

さすがは中華街、東洋を感じる漢方水風呂もレア！

浴室内はいたってシンプルで、温浴槽はなく、サ室、水風呂、シャワー3基、ととのい椅子数脚で構成されています。それもあってサ室→水風呂→ととのいスペースの動線も極めてスムーズです。サ室で⽕照った⾝体をととのえる⽔⾵呂はなんと「漢方水風呂」！ほのかに漂う漢方のオリエンタルな香りが、「あ～！もしかして俺は今、異国でととのっているのか？」という気分にさせてくれます。この漢方水風呂は、⽼舗漢⽅薬局「更⽣堂薬局」が漢方を提供。

外気浴より気持ちいい⁉ 特筆すべき極上のととのいスペース

この休憩スペースにある、背もたれが倒れるととのい椅子がもう最高！身を預けた瞬間、椅子に身を預けるとちょうどいい角度に収まるんです。そしてさらに特筆すべきは、ととのいスペースの上方から吹いてくる、4種の送⾵装置が繰り出す“ゆらぎの風”。正直入る前は「この立地で外気浴があったらよかったのに……」と思っていましたが、この人工なはずの風が、天然の風と同等かそれ以上に気持ちいいのです。もう頭の中は「極楽極楽♪」の一言。「HARE-TABI SAUNA」の一番の魅力はこの“ゆらぎの風”にあると私は断言します。

背もたれが倒れるととのい椅子に加え、ノーマルな椅子も多数用意。よほど混みあわない限りは座ってととのうことができるでしょう。

グラスの縁にシチリア産の塩が付いたオロポが美味すぎ！

1セットを終えたところで、浴室入口のすぐ外にあるインターホンで「オロポ」をオーダーすると、なんと受付から持ってきてくれるのです。番号札で管理されているので、他の人のオロポと混同する心配もなし。中ジョッキの容量もさることながら、気が利きすぎているのは口元に塗られた塩。「汗で失われた塩分を補給してくださいね」という思いが伝わるこのホスピタリティ……（涙）。ギンギンに冷えてとにかく美味いオロポを、何セットか繰り返す合間に楽しめるのもまた「HARE-TABI SAUNA & INN」の魅力です。あ～本当に気持ちよかった……。

浴室を出てフィニッシュは横浜ビールで締め！

冒頭で紹介したストロングショット（スタータードリンク）から横浜開港オロポ（サプライドリンク）と続き、フィニッシュドリンクである「横浜ビール 道志の湧水仕込み」で締めました。ドリンクはそれぞれ単品でも注文は可能ですが、私はこれら3種がセットになった「スターター＆サプライ＆フィニッシュ」セットにしました。至極の3杯が1200円という価格はマジでリーズナブル！

受付横の一息つけるカウンターでは、スタッフおすすめの中華街のサ飯を紹介しているファイルが置かれています。完璧に予定を組んで「HARE-TABI SAUNA & INN」に来るのもいいですが、ノープランで来てその時の気分で、ここで紹介されているサ飯を堪能するのもいいかもしれません。

が、そこはさすが中華街にある「HARE-TABI SAUNA & INN」。中華街にある四川料理の名店「重慶飯店 本館」では、共同企画した⽇本初の中華サ飯コース料理（3500円）を堪能できるのです！リーズナブルな上に、サウナ後に食べたくなるであろう麻婆豆腐などのメニューで構成されたコースはぜひ一度ご賞味いただきたいです。

※今回体感したのは「HARE-TABI SAUNA」の男性サウナです。

文＝熊谷洋平

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