【最新の中綿ジャケット7選】別注や復刻は必見!ザ・ノース・フェイスやマーモットほか大豊作
執筆者: ライター・エディター/コマツ ショウゴ
本格的な冬の訪れを前に、寒さ対策は万全? 少しでも季節を快適に過ごすには、心強いヘビーアウターが欠かせない。そこで今回は、ダウンジャケットやインサレーションジャケットなど、身にしみる寒さから断熱してくれるアウターを紹介。高い機能性と優れたデザインを兼ね揃えた品々は、タウンユースはもちろん、キャンプやレジャーでも洒落感ある佇まいとなるので、冬の一張羅としてワードローブに迎え入れよう。
「ナンガの本気ダウンが極暖」30周年のスペシャルコレクションは超高機能ダウンアイテムがズラリ!
〈アークネッツ別注〉
老舗メゾンブランドから新進気鋭ブランドまで幅広く取り扱うセレクトショップのアークネッツ。さまざまなブランドと手を組んだ別注アイテムも数多く展開し、その感度の高さは着こなしをワンランクアップする。その中でも注目したいのは、3つのブランドとコラボレーションしたダウンジャケット。
最先端の素材を使用した
デサント オルテライン × アークネッツの
「スカイ マウンテニア」
デサント オルテラインの水沢ダウンは、熱接着ノンキルト加工とシームテー
デサント オルテライン × アークネッツ「スカイ マウンテニア」 ¥176,000 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
別注ポイントは、昨年デサント オルテラインが発表した新素材、“スキーマテックスカイ”の採用だ。それは人間の皮膚の伸縮を再現したもので、継ぎ目のない1枚の生地を特殊なジャガードラッセル編みによって、関節や部位ごとにストレッチ性を変化させている。ダウンジャケット特有の動きにくさが解消され、快適な着心地を実現した。
フロントは、2列のジッパーの間にメッシュ生地を配したデュアルジップベンチレーションが採用され、内部の熱や湿気を逃して衣服内を快適にする。光を熱に変換する保温素材“ヒートナビ”を裏地に用いているので、プラス5度の体感で温かく過ごせる。
ミリタリーをモチーフにした
ゴールドウイン × アークネッツの
「フーデッドスノージャケット」
スキーを背景にした高い技術と、街にも馴染むシンプルなデザインを融合したプロダクトを輩出するゴールドウインに、アークネッツが別注した3wayのミリタリーダウンジャケット。
ゴールドウイン × アークネッツ「フーデッドスノージャケット」 ¥85,800 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
1980年代後半に、アメリカ軍で採用された極寒冷気候向けレイヤリングシステム、ECWCS(エクワックス)のレベル6に該当するハードシェルジャケットがデザインのベースになっている。ECWCS第一世代のフードと第三世代のボディを組み合わせたハイブリッドデザインで、両腕に搭載されたポケットの角度を変更するなど、ディテールにもこだわり抜いた。
耐水性や撥水性、透湿性、防風性を備えているリップストップナイロンを使用したアウターシェルに、ジッパーでインナーダウンが連結されていて、それぞれ単体で着用することも可能。そのインナーダウンは、遠赤外線効果で人体から発生する熱を保温する光電子ダウンが封入されている。
伝説的モデルを再解釈した
マーモット × アークネッツの
「ビッグマンモス」
2000年代後半、ニューヨークの若いギャングの間で大流行し、強盗や発砲事件まで巻き起こったマーモットの「マンモスパーカー」。それらの事件をきっかけに廃盤となってしまったが、アークネッツの別注によって生まれ変わったのが「ビッグマンモス」だ。
マーモット × アークネッツの「ビッグマンモス」 ¥70,950 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
「マンモスパーカー」より身幅にゆとりを持たせ、袖丈を少し短めに設計しているので、オーバーサイズのシルエットだが野暮ったくはない。防風性にも優れた防水透湿素材の“ダーミザクス”を表地に採用し、中綿には環境に優しい撥水加工をダウンへ施した“ダウンディフェンダー”を750フィルパワーで封入。湿気に弱いダウンの弱点がカバーされ、悪天候でもボリュームをキープして抜群の保温力を確保する。
フードは取り外し可能で、シチュエーションやコーディネイトに合わせやすい。左腕には通常モデルにはないマーモットのロゴが刺しゅうで配置されている。
この記事を書いた人
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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