【ラルフ ローレン最新事情】人気再燃中のブランドによる2023年スプリングコレクション

1967年の誕生以降、半世紀以上に渡って世界中の老若男女（ろうにゃくなんにょ）から愛されるプロダクトを世に送り続けるニューヨーク生まれのファッションブランド「ラルフ ローレン（RALPH LAUREN）」。近年、このラルフ ローレンのカジュアルをベースにしながらもさりげないエレガントさを秘めたスタイルが再び注目を集めている。それは元来からブランドが持ち続けてきた、奇をてらわない王道でいてニュートラルな姿勢が、スマートに生きる現代人や今の時代観と重なるからかもしれない。

今回イベントを通じて発表された2023年スプリングコレクションは、ブランドとして初となる南カリフォルニアで開催。カリフォルニア州サンマリノにあるハンティントン ライブラリーの壮大な景色を背景に、大規模なランウェイショーとエレガントな着席のディナーパーティーが催された。また、会場施設は人文科学、芸術、植物学の支援・振興を図る、貴重な収集品をベースとした国際的な知名度をもつ非営利機関でもあるのだとか。

ラルフ ローレンの世界観をあますところなく表現されたランウェイでは、コレクションとパープル レーベルが誇るラグジュアリーさとクラフツマンシップに加え、ダブルRLの雄々（おお）しい気構え、ポロ ラルフ ローレンの若々しくカジュアルな精神、そしてチャーミングなチルドレンズウェアが紹介された。そしてショーのモデルにはブランドの成長期を象徴した顔ぶれや今をときめくモデルなど、100 人以上のさまざまな世代や人種の人々が登場した。

カジュアルでありながらエレガント、エフォートレスでありながら洗練された存在。ラルフ ローレン コーポレーションのチーフ クリエイティブ オフィサー、ラルフ・ローレンは、ブランドのインスピレーションに西海岸の多面的なライフスタイルがあるという。

「私は常にアメリカ西海岸の自然の美しさ、伝統、そして魅力にインスパイアされてきました。カリフォルニアは夢と矛盾の地、険しい海岸とレッドカーペットの地です。今回初めて私は、この地で過ごすという夢、そして、これまで信じ続けてきた、気骨や魅力、エネルギーとインスピレーションが混じりあった生き方を表現するイベント体験を通じてラルフ ローレン ワールドを共有するという夢を実現します」。

スポーツ、ウエスタン、プレッピー、そして控えめなラグジュアリーの世界と、フロンティア精神に基づくラルフ・ローレンの個性的なデザイン感性とが織り合わさることでかたちをなした新コレクション。 気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

問い合わせ先
ラルフ ローレン　☎0120-3274-20
ラルフ ローレン公式HP
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文＝smart編集部