「次に来るスニーカー」をプロ4人が本音で予測!エアマックス95再熱と「厚底の次」に選ぶべき一足
執筆者: ライター・エディター/コマツ ショウゴ
次なるトレンドとして頭角を現すのは、どんなスニーカーなのか。スニーカーに触れる機会が多い、立場が異なる4人を招き、それぞれの視点から次に来るモデルやカテゴリーを予測してもらった。
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覇権スニーカー予測をしてくれたのはこちらの4人
YOSUKEさん(ヤング スタッフ)

古着屋「ヤング」を誠也さんとともに営む。〈ナイキ〉などのハイテク系を好んで履く。
誠也さん(ヤング オーナー)

2021年、東京・世田谷に古着屋「ヤング」をオープン。スニーカーはローテク系を好む。
コダンさん(スタイリスト)
2013年に独立。ファッションメディアやルックブック、広告など幅広い分野で活躍する。
TOMMYさん(エディター)
smart Webをはじめとした、さまざまなメディアでスニーカーの連載記事を手がけている。
ランシュー人気は継続 あの名作に再び脚光が!?
――まず、今年の上半期のスニーカーシーンを振り返ってみましょう。TOMMYさんは、どのようなモデルやカテゴリーを取り上げた記事を執筆する機会が多かったですか?
TOMMY 上半期は、特にコンフォート性が求められていた印象です。みんな〈ホカ〉や〈オン〉みたいな楽に履けるランニングシューズに慣れて、それを求めるようになったんじゃないかなと思っています。
誠也 今年の春夏に〈ナイキ〉のクッション性がいいランニングシューズを履いてみたら、本当に足が疲れませんでした。気に入っていたけど、そういうランニングシューズは世の中に浸透しているじゃないですか。みんなと違うスニーカーを履きたくなって、一旦原点回帰しようと 〈ヴァンズ〉の「オーセンティック」や「エラ」を履くようにしたんですよ。
[TOPIC 1]〈ヴァンズ〉「オーセンティック」
トレンドに左右されない王道モデルだが、周期的に爆発的ヒットを記録する。クラシカルなルックスは、さまざまなコーディネイトに合わせやすく、カラバリが豊富なのも魅力。
YOSUKE 僕は、いわゆるハイテク系が好きなんです。でも、誠也と話し合ったわけじゃないけど、自分も〈ヴァンズ〉の気分で、夏が始まる前から履くようになりました。
コダン 〈ヴァンズ〉はいいですね。僕もよく履いています。「オーセンティック」の作りは内羽根のドレスシューズと似ているから、かっちりとした装いにもモードにもハマりやすくて万能だと思います。洋服のブランドをいろいろと見ていたら、テーラードジャケットが多かったんですよ。「オーセンティック」しかり、みんなトラディショナルに意識が向いているのかもしれませんね。
[TOPIC 2]“テーラードジャケット”
近年、ローファータイプのスニーカーが話題を呼んだことも記憶に新しいが、ファッションにもクラシカルな潮流が。テーラードジャケットは着こなしの外しとして取り入れやすい。
――コダンさんは職業柄いろいろなスニーカーに触れたと思いますが、上半期の印象は?
コダン やっぱりベアフットシューズですね。僕自身、今日も〈ビブラム ファイブフィンガーズ〉の「グラウンズプレイ」を履いていますが、着用感はほぼ裸足。靴の価値観がガラッと変わりました。
[TOPIC 3]〈ビブラム ファイブフィンガーズ〉の「グラウンズプレイ」
〈ビブラム〉社が開発した5本指のスニーカー。足指を自由に動かすことができ、薄底で足裏を鍛えられる。ベアフットの系譜から、感度の高い人たちはすでに取り入れている。
TOMMY たしかに、ベアフットもかなり人気でしたね。〈ビボベアフット〉をはじめ、〈ニューバランス〉や〈メレル〉のベアフットは20代前半からも支持された印象です。
――クッション性の高いシューズかベアフット。いずれにしても、ランニングやハイキングの文脈ですね。その中で次に注目しているブランドやモデルはありますか?
TOMMY 〈ノーマル〉や〈サティスファイ〉〈ロア〉といったヨーロッパのランニングシューズやトレッキングシューズはファッションシーンからも注目を集めていますよね。
[TOPIC 4]“ヨーロッパのブランド”
〈ノーマル〉や〈サティスファイ〉のランニングシューズや〈ロア〉のトレッキングシューズは、アンテナの高い人から支持を得る。ヨーロッパらしい洗練されたデザインが特徴。
YOSUKE ランニングシューズで言ったら、「エア マックス」を履いた若い世代のお客さんが、うちの店によく来ていました。
誠也 特に「エア マックス95」を探して買いに来た人も多かったですね。
コダン スタイリングしやすいシルエットですもんね。オリジナルカラーもいいけど、トリプルブラックが特にかっこいい。
TOMMY smart Webの連載で「アトモス」が「エア マックス95」をピックアップしてくれたんですよ。「アトモス」主宰のコミュニティ「クラブ エア マックス」が再始動したみたいで。
YOSUKE まだ履いたことのない若い子たちが欲しがっているみたいです。
TOMMY 「エア マックス」シリーズで気になるのは、少し前に発表された「エア マックス 1000.2」。3Dプリンターで出力されていて、今までと違う素材を使える可能性があるからおもしろいと思います。
[TOPIC 5]〈ナイキ スポーツウェア〉「エアマックス 1000.2」
3Dプリンターで作り出された一体成型の「エアマックス」。スリップオン仕様で、ヒールにはビジブルエアが内蔵する。国内での販売は未定だが、革新的なモデルに注目が集まる。
この記事を書いた人
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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