「坂東さん」、バチェラー&バチェロレッテを卒業!「1ミリも動かない」ポーカーフェイスの裏側と、最新作で引退を確信した“我を忘れた瞬間”
執筆者: ライター/石野志帆
ローズセレモニーの裏側で起きていたこと

――坂東さんしか知らない、ローズセレモニーの裏側について教えてください。
坂東 画面越しでは伝わりにくいかもしれませんが、ファイナルローズを渡すときのバチェラー・バチェロレッテたちの緊張は尋常ではありません。手がブルブルと震えて、ローズが揺れていることも少なくないんです。2代目バチェロレッテ・尾﨑美紀さんのように、一度間を置いて自分のタイミングを取る方もいらっしゃいましたね。
――あの場では、坂東さんが尾﨑さんにハンカチを差し出したシーンも記憶に残っています。
坂東 あの行動は、水の入ったグラスが倒れたら拭くのと同じで、反射的に出た行動でしたから、僕にとっては特別なことではありませんでした。ですがそれ以降、旅に参加する男性陣がハンカチを携帯するようになったのは面白い変化でしたね(笑)。
――坂東さんの印象的なシーンとしては、バチェラー・バチェロレッテと話せるチャンスであるカクテルパーティーの終わりを告げる“非情なベル”を鳴らすというのがあります。
坂東 苦渋に感じながら、ベルを鳴らしていましたよ(笑)。この旅は人生と同じで、「限られた時間の中で、何ができるか」だと思うんです。だから非情と思われたとしてもベルを鳴らします。ただ、たまに「延長をしたい」という参加者がいらっしゃることもあったんですよね。
――確かその後、坂東さんがバチェラー・バチェロレッテに「どうしますか?」と聞いていましたよね。台本がないなかで、坂東さんが現場で判断しなければならないこともあったのでしょうか?
坂東 ありました。バチェラー・バチェロレッテに聞いて「延長したい」ということであれば、少しのエキストラタイムを設けて対処しましたね。現場の判断でそうしていました。
――これまでの全シーズンを振り返って、特に印象に残っている出来事はありますか?
坂東 その質問に答えるのは本当に難しいですね。どのシーズンも「想定なんてできるわけない」ということばかり起こっていましたから。ただ、番組のダイナミズムが大きく変わったと感じたのは、黄皓さんが主人公だった『バチェラー・ジャパン』シーズン4だったと思います。リタイアする参加女性が出たり、バチェラーと参加女性との身体的接触も増えたりして、「ここまで行くんだ」というところで、ある意味“極地”だったと思います。
――シーズン4は視聴者からの反響も大きく伸びたシーズンだったと記憶しています。
坂東 このシーズン以降、参加者ならびにバチェラー・バチェロレッテが、この旅で自分の在り方を研ぎ澄ましていくようになりました。そういう意味で分岐点になったシーズンだったのではないかという感じがしています。印象に残っているとすれば、そのダイナミズムがあった『バチェラー・ジャパン』シーズン4ですね。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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