米高騰の今、なぜ「ご飯のお供」専門家は自ら田植えを始めたのか? おかわりJAPAN・長船クニヒコが語る米づくりのリアル
執筆者: エディター・ライター/相馬香織

ここ数年お米の価格が高騰し、日本の主食であるお米を手に取るのが難しくなってきたと感じる人も多いのでは?今回取材をしたのは、数々のメディアに登場し、ご飯のお供を紹介している「おかわりJAPAN」を運営する長船クニヒコさん。これまでsmart Webでもさまざまなアイテムを紹介してくれ、「ご飯のお供」の専門家として活躍してきた彼が、昨年ついにお米を自らつくるという活動を始めた。お米を取り巻く現状と、なぜ米づくりを始めたのかを伺った。
ガンプラ杯で1位を獲った“あの子”は誰?LINKL PLANET 2期生・佐藤咲菜の素顔とプラモデル愛
かねてからの思いと米価格の急騰で米づくりへと動いていった
――長船さんがご飯のお供の専門家として活動されてきましたが、お米づくりに元々興味があったのですか?
長船クニヒコ(以下、長船):これまでご飯のお供を紹介する活動をしていると、お米業界の関係者の方とお会いする機会も多く、お米をつくる農家さんが減っているというお話は以前から聞いていました。少子高齢化が進む日本で、作り手も減っていってしまったら、この先日本のお米はどうなっていくのだろうと心配になる気持ちがありました。私は「おかわりJAPAN」というサイトを運営して、ご飯のお供の情報を発信する仕事をしていますが、何かを作り、生み出すような仕事もしてみたいという思いもあって、いつかはお米も作っていきたいなとずっと思っていたのです。
――そこから、実際にお米をつくろうと思ったきっかけは?
長船:令和になって突然「お米が高騰して買えない!」という米騒動のようなものが起きて、心配していたことが急に身に迫ってやってきて、「生産者が少なくなっているなら、やっぱり自分もお米を作らないといけないな」と思うようになり、始めたというのがきっかけです。

――実際にはいつからスタートしたのですか?
長船:2025年の春からです。2024年の12月くらいから、農業を盛り上げるためのWebメディア「農タイムズ」でお米に合うご飯のお供を紹介する記事を書かせていただいているのですが、「お米をつくりたいです」と企画を伝えたら、お米づくりを実際にやってみて、それを体験記事として載せようということになったのです。
――思いを言葉にしたら実現したのですね。
長船:そうですね。「農タイムズ」のメンバーに、佐賀県・吉野ヶ里のお寺の住職さんが持っている畑を借りて農業をやっている人がいるのですが、その方が田んぼも持っているけれど、高齢でお米づくりが難しくなってしまったと言われていたらしく、田んぼをお借りして、一緒にお米づくりをすることになりました。私は初めてなので、お手伝いというかたちではあるのですが、夢が実現したかたちです。
この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ
関連記事










