「このクルマ、価格破壊!?」韓国発の“ちょうどいいEV”インスターがヤバい!若者ターゲットのデザインと魅力をZ世代自動車ライターが徹底解説
執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾

若者の間でファッションや食文化のトレンドに影響を与えているのが、韓国から入ってきたものではないでしょうか?そんな韓国・ヒョンデから生まれた若者をターゲットにしたクルマ「インスター」をご存じですか?実は日本でも販売しているこの電気自動車のインスター、この夏にバリエーションも増えてさらに魅力的な存在となったんですよ!
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韓国版の軽自動車規格で作られたクルマ

日本には軽自動車という規格があり、税制面などで優遇されるため維持費が安く済みます。実はこういった制度は海外にも存在しており、今回紹介するインスターは韓国版の軽自動車規格に沿って作られたクルマとなっています。インスターを作ったヒョンデは韓国の自動車会社で2022年から日本市場に再参入しています。日本的に表現を置き換えるならば、日本メーカーが作った軽自動車を海外に輸出した…といった形になります。

そんなインスターのボディサイズは全長3830㎜全幅1610㎜全高1615㎜となっていて、日本の軽自動車に比べるとちょっと大きいです。そのため日本の軽自動車規格からは外れるため、白いナンバーの普通車となります。ただ、大きなクルマが増えている現在の中で考えればコンパクトなボディサイズとなっていて、街中の狭い路地でも運転しやすいです。それでいて後部座席は身長177㎝の筆者が座っても狭く感じないので、大人4人が座っても全然OK。人によってはちょうどいいサイズ感という人もいるでしょう。

またインスターの特徴的なポイントは電気自動車であることです。電気自動車と聞くと航続距離や充電に不安を覚えるかもしれませんが、インスターの航続距離は上級グレードで458㎞、最近は充電スポットも増えていてコンビニの駐車場に電気自動車の充電スタンドが設置されていることだってあります。また運転支援システムなど装備が充実しているのも魅力的なポイント。これでエントリーグレードカジュアルは284万9000円なのですから、高いモデルが多い電気自動車の中ではバーゲンプライスと言える価格設定です。さらに補助金による支援もあるので、より求めやすい実態価格になっています。
この記事を書いた人
老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。
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