日本のリトルインディア「西葛西」が衝撃的だった…インド屋台からの刺客に魅了され、チャパティに恋をする♡ガチ中華の次は「ガチインド」が流行るぞ…
執筆者: ライター/窪田 怜
ここ数年、外食界を席巻している「ガチ中華」。町中華のラーメン&チャーハンの安心感もいいけれど、四川麻婆の痺れや羊肉串の獣感にやられて「パスポートいらずの中国旅行」を楽しむ人が続出。また、大久保や池袋のディープな横丁に潜む“秘境感たっぷりの名店”が冒険心を煽(あお)ります。
そんな背景でガチ中華がブームになった今、僕は思いました。「次に来るのは“ガチインド”なんじゃないか?」と。
きっかけは、YouTubeでよく見ている「印度カリー子のキッチン」さん。そこで紹介される“本気のインド料理”は、僕が普段食べているカレー屋のナン+カレーセットとは別物。壺ビリヤニやドーサなど、ナンが登場しない料理がズラリと並ぶのです。「印度カリー子のキッチン」さん曰く、ナンかライスの二択だと思ったら大間違いだと。
どうやら僕が食べていたのは“日本仕様のインドカレー”だったのかもしれない。まるでインド人から「君が食べてるのは“ナンチャッテ”だよ」とツッコまれた気分です。そして心の中のインド人が僕に確信させます。「ガチインド」というジャンルは確実に存在すると。
そして僕は本物のガチインドを探しに「日本のリトルインディア」こと西葛西へ。なんと在日インド人の1割弱が住んでいる街だとか。これはもう、空腹というパスポートを握りしめて飛び込むしかありません。
目次
セブン-イレブンの“絶品”秋限定グルメを食べてみた!旬の味覚が詰まったフェア第1弾が贅沢すぎる【カロリー&栄養価もチェック】
ナンは外食、チャパティはおふくろの味?リトルインディアで学んだインド家庭の真実
東京メトロ西葛西駅に降り立ち、まずは街を散策。しばらく歩いていると、韓国料理店や中国ショップの横にインドショップ、その隣にGU(写真からは見切れています)という異国感と生活感の入り混じる不思議な景観が広がります。店先には山盛りのスパイスや見慣れない現地菓子。なるほど、確かに西葛西には“インド”がある。
今回飛び込んだのは「ワタンインディア ファミリーレストラン」。看板には「北と南インド料理」の文字。まずはインド料理に北と南があるという学び。やはりリトルインディアに来た甲斐があります。
店内にはインド音楽が流れ、テレビには歌って踊るミュージックビデオ。お通し感覚でボリウッドが流れる空間は、もう完全に現地仕様です。メニューを開くと、バターチキンや野菜カレーはもちろん、フィッシュカレー、インド風餃子(モモ)、ピザ、春巻き、チーズオムレツまで。「インドってこんなに多彩なの!?」と驚かされるラインナップです。聞き馴染みがある料理も、たぶんちょっとインド風なのかな?と思うと、カレーよりも興味が湧いてきます。
マトンカレーだけで12種類!?
パンも豊富で、定番のナンはもちろん、家庭で作られるチャパティや、デザート感覚のチョコナンまで勢ぞろい。店員さん曰く「ナンは外食、チャパティは家庭料理」。ナンは窯で焼くので家では作れず、家庭ではフライパンで作れるチャパティが一般的なのだそう。インド人のおふくろの味はナンではなくチャパティだったのです。これはガチインド間違いなし。
この記事を書いた人
PR会社アンティル所属。大阪出身。新卒でベクトルグループに入社。最近はガジェットやIT企業のPRを担当。趣味はアニメ鑑賞とVtuberで、推しは「兎田ぺこら」です。暇なときは一日中、スマホで動画を見ています。ダイエットのモチベーションは高いですが、お酒と二郎が好物です。
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