「RIZINと比べられるのが悔しい」K-1復活を背負う次世代エース・大久保琉唯の覚悟と“甘い物好き”なギャップある素顔
執筆者: smart編集部/熊谷洋平
K-1次世代のエースとして注目を集める大久保琉唯選手。20歳の現役大学生として勉学と競技を両立しながら、プロ2戦目で東京ドームで行われた大舞台『THE MATCH 2022』のリングに立ち、さらに『K-1 WORLD MAX 2024』では準優勝を果たすなど、着実にキャリアを重ねてきました。K-1復活への思いやチャンピオン像、そしてファッションや美容、サウナやチーズケーキ愛まで、未来への覚悟とリングの外の素顔をたっぷり聞きました。
目次
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K-1ファイター×現役大学生、大久保琉唯の“二足のわらじ”な日常
――K-1次世代のエースとして注目される大久保さんですが、改めて自己紹介をお願いします。
大久保琉唯(以下、大久保) 名前は大久保琉唯、20歳です。今、大学3年生で、K-1ファイターをしています。趣味はサウナ、好きな食べ物はお肉と甘いものです。
――K-1ファイターでありながら現役大学生です。二足のわらじを履く生活は、かなり忙しいのではないですか?
大久保 意外とメリハリがあって良いです。こういう取材などもそうですが、様々な経験をすることで逆に練習に入ったときにめちゃくちゃ集中できるんです。結果的にはプラスになっているのかなと思います。
――練習は栃木のジムがメインで、都内での仕事も多いと伺いました。普段のスケジュールを教えてください。
大久保 週に2、3回は芸能の仕事で都内に来ますね。運転免許を持っていないので電車を使っています。大学の授業がある時期は、週4日、朝7〜8時に起きて通っています。3限がだいたい2時に終わるので、帰ってきて課題を済ませてから練習に行きます。金曜日はオフ日で、自然に触れることが多いです。
――『K-1甲子園(K-1が主催する、高校生を対象とした格闘技の全国大会)』での活躍を含め、これまでのキャリアを順調に重ねてきた印象です。ご自身ではどう感じていますか?
大久保 結構うまくきたな、という実感は正直あります。プロデビュー2戦目で『THE MATCH 2022』という大きな舞台に立たせてもらったり、55キロに階級を上げた初戦の『K-1 WORLD MAX 2024』で準優勝できたりしたことも、結果的に良かったと思っています。
――「とりあえずやってみる」というポリシーがあると伺いました。大きな挑戦の際に不安など感じることはないですか?
大久保 不安はやっぱりありますね。AbemaTVの『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』に出演中にフライ級王座決定トーナメントに出場したときや、55キロのトーナメント初戦で玖村将史選手や金子晃大選手と対戦が決まったときは、「どうなるかな……」とちょっと不安でした。でも最終的に出場を決めたのは自分なので、結果的には「挑戦できてよかった」という気持ちのほうが大きいです。
――直近、不戦勝を含め3連勝中。「成長スピードが速い」という声が多く聞かれますが、ご自身でも感じる変化はありますか?
大久保 もちろん試合に勝つことは大前提として重要なんですが、体の動かし方を以前より繰り返し修正するようになりました。一番大きく変わってきたと感じるのは、考え方ですね。「とにかく倒す癖」を意識するようになりました。以前は中途半端に終わってしまうこともあったので、それを最後にやりきることが多くなったかな、と。
この記事を書いた人
スポーツ新聞社、編集プロダクションを経て宝島社に入社。2015年よりsmart編集部に所属し、2022年9月よりsmart Webの専任担当。タレント特集を中心に、ファッション、スニーカー、腕時計、美容などを幅広く担当。3度のメシより野球好きで、幼稚園年長の頃からの熱狂的な東京ヤクルトスワローズファン。最近はサウナにハマっており、smartサウナ部の広報担当も兼務。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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