ヒカキンの「みそきん」が東京駅にリアル店舗で爆誕!14年ぶり拡張のラーメンストリートで煮干ラーメンの雄・ひらこ屋と対決
執筆者: ライター/黒川すい
ご当地エリア2店舗の外観は?味わいは?
早速、拡大したエリアに焦点を当てていきたいと思います。ラーメン激戦区のここで店舗を構えるほどの実力……これは、個性的な1杯に出会えそうな予感です!
1.過去企画時に約6.4万⼈が訪れた煮⼲ラーメンの名店
津軽煮⼲ ひらこ屋
座席:30席
営業時間:10:30〜23:00(L.O 22:30) ※営業時間は変更となる場合があります
まず1軒目に訪れたのは、「津軽煮⼲ ひらこ屋」。⻘森ラーメンの代名詞ともいえる煮⼲ラーメンの中でも、圧倒的な⼈気を誇っている⻘森市の名店が、東京駅に常設店舗としてオープンしました。
実は、こちら、2022年に東京ラーメンストリートで行われた「ご当地ラーメンチャレンジ」という企画で、第5弾を飾ったお店でもあるんです。そのときの出店時には約6.4万⼈が訪れるなど、東京でもその実⼒の高さを証明しています。またあの味わいが東京で楽しめるんだ!と、心待ちにしていた人もきっと少なくないのでは?
こいくち煮⼲(コク照り完熟⽟⼦⼊り) ¥1,130(税込)
そんな「津軽煮⼲ ひらこ屋」の看板メニュー「こいくち煮⼲(コク照り完熟⽟⼦⼊り)」をいただいてみました。提供された瞬間、煮干の深い香りがガツンと鼻腔を擽る……♡
合計50kg以上の煮⼲を使⽤し、⾹りと旨味の層が重なり合う奥⾏きある味わいに仕上がっている!
一口目は、ダイレクトに煮⼲の旨味を実感できるスープをぜひ飲んでみてほしいです。平⼦煮⼲を中⼼に4種類の煮⼲を「三段仕込」で炊き上げたという濃厚さが、口いっぱいに広がります。
このスープに絶妙に絡み合うのが、内⻨と外⻨を独⾃に配合した特注の中太麺。かん⽔(麺に独特の食感や風味を与えるために使用するもの)を抑え、⼩⻨本来の⽢味ともっちりさを実現しているのだとか。スープも麺も、煮干や小麦といった素材そのものの良さを極限まで引き出していることが、頬張るごとに強く理解できました。
トッピングも大充実。例えば、チャーシューは国産豚モモ⾁を使⽤しており、「ウチモモ」「ランプ」「ナカセン」といった部位ごとに調理法を変えているとのこと。しっとりした舌触り、身が詰まっているようなギュムッとした食感……噛むたびに幸せが溢れますね。
煮⼲出汁で炊いた結びメンマや、2⽇間⾃家製タレに漬け込んだ完熟煮⽟⼦も旨みが凝縮されているよう。色合いからも伝わる通り、はっきりと味が染みており、食べ応え◎です。
ラーメンダレやブラックペッパーなど卓上の調味料も色々。“美味しい食べ方”にそれぞれの調味料のポイントも記載されていたので、煮干ラーメン初心者も安心です。私のお気に入りは、「ニボ一味」。ラーメンの中盤に、ひとふりしてみましょう!辛味と香ばしさがアップします。
席には“美味しい食べ方”に関する詳細が貼られていたので、それを読みながら様々なアレンジを試してみるのも面白いと思います。味変アイテムを使って、自分流の1杯にカスタマイズしてみて!
東京ラーメンストリート限定メニューの「⾟煮⼲ TYPE-T」も、1⽇20杯限定で用意されているので、ラーメンマニアはぜひ狙ってみたはいかがでしょう?
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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