真夏の大阪万博で倒れないために!必携の冷却グッズ、涼スポット…現地で検証した“猛暑サバイバル術”完全ガイド
執筆者: モバイル・ITライター /石井 徹
大阪・関西万博2025の会場は広大で、パビリオン間の移動や人気展示の行列など、炎天下で長時間過ごすことになります。夏場は気温35度を超える日もあり、適切な暑さ対策が快適な万博体験には欠かせません。そこで今回は、真夏の万博を快適に楽しむための暑さ対策を徹底解説します。必携グッズから意外な日陰スポット、混雑回避のコツまで、実際に会場を歩いて確認したノウハウをお伝えします。
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夏休みにかけてますます熱気高まる大阪万博。熱中症にならないためのコツを紹介します
絶対に持っていくべき冷却グッズ5選
遮光性の高い日傘は必須アイテム
万博会場は海に近い人工島のため、遮るものが少なく直射日光が容赦なく照りつけます。特に推奨したいのが遮光率99%以上の日傘です。普通の雨傘では日光を通してしまい、体感温度が3~4度も違います。
風の強い日が多いため、強風に耐える構造の日傘を選びましょう。実際に使ってみると、日傘の下と外では明らかに涼しさが違います。
日傘は一級遮光のものがおすすめ。パビリオン行列待ちなどでみんな使っています
ハンディファンで常時送風
最近のハンディファンは小型でもパワフルで、首から下げるタイプなら両手が自由になります。筆者が試した中では、風量3段階調整できるタイプが便利でした。バッテリー持続時間は6~8時間程度のものを選べば、一日中使えます。
ただし、気温が35度を超えるような猛暑日は要注意です。あまりに気温が高いと温風を浴びることになり、かえって体温を上昇させる恐れがあります。そんな時は、濡れタオルを首に巻いて、そこに風を当てるなど工夫して使いましょう。
扇風機はUSB Type-Cで充電できるものを選びました。リチウムイオン電池を搭載しているため、通販などで買うときは販売元を確かめて買いましょう。
冷却タオルとネックリング
水に濡らすだけで冷たくなる冷却タオルは、首に巻くだけで体感温度が下がります。遠方からの参加でも、水さえあれば何度でも冷やせるため重宝します。
さらに効果的なのが、凍らせて使うネックリングです。首の太い血管を冷やすことで、全身の体温を下げる効果があります。ただし、宿泊先に冷凍庫がない場合は使えないため、旅行者は冷却タオルのほうが実用的でしょう。
水だけで冷やすクールタオルは遠方からの参加でも便利です
凍らせたペットボトルを保冷バッグに
500mlのペットボトルを凍らせて保冷バッグに入れておけば、飲み物としても冷却グッズとしても使えます。溶けた分だけ飲めるので、冷たい水分補給が長時間可能です。
最近はコンビニでも冷凍ペットボトルが販売されているため、朝に2本購入して持ち込めば、一日中冷えた飲み物が楽しめます。これは筆者が試した中でも最も効果的な暑さ対策の一つでした。
塩飴とスポーツドリンクで電解質補給
汗で失われた塩分を補うため、塩飴は必須です。個包装タイプなら溶けにくく、ポケットに入れて持ち歩けます。水分補給用にはスポーツドリンクを1本は持参しましょう。
一番効果的な暑さ対策が冷凍スポーツドリンクでした。保冷剤として持ち歩けて、夕方には飲み頃になります
この記事を書いた人
最新ガジェットの動向を追い求めるモバイル・ITライター。携帯電話専門媒体の記者を経てフリーランスに転身し、スマートフォン、AI、自動運転などの最前線を取材。趣味はマンホール巡りとカワウソ観察。
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