Da-iCE和田颯がヴィンテージに目覚めた瞬間──アパレルブランド『how』新作“how005”に込めた想い
執筆者: ライター/黒川すい
ヴィンテージにハマったきっかけを語る
──ここからは和田さんご自身のファッション観についても伺っていきたいと思います。和田さんのファッションにおけるこだわりを教えてください。
和田 普段着る服を選ぶときは、“鏡を見て自分的にしっくりくるか・こないか”を大切にしています。
──“しっくりくる・こない”の基準は何かあったりしますか?
和田 服を好きになってから「ちょっと着丈が長いな」とか「あと少しパンツの幅が広ければな……」とか、そういう感覚的なところが、気になるようになりました。
──なるほど、その基準はその日の気分によっても変化したり……?
和田 そうですね。その日の気分だったり、そのとき自分がハマっているものに影響を受けていたり、という感じです。ちなみに今は、ジャストサイズのアイテムがお気に入りです。ジャストサイズを中心にしつつ、たまに太いパンツを履きたくなります。
──今回登場する「エッセンシャルライン」は、和田さんのファッションの基盤であるヴィンテージからインスピレーションを受けたアイテムが展開されていますよね。改めて、ヴィンテージの魅力を伺いたいです。
和田 ヴィンテージは、とにかく人と被らないところが魅力だと思います。同じものだとしても、フェードの仕方だったり、穴の開き方だったり……それぞれ違うので、唯一無二だなって。そういう部分が奥深くて好きです。
──ヴィンテージにハマったきっかけはありますか?
和田 アディダスのトラックジャケットをジャストサイズで着たいという気持ちから、ヴィンテージに少しずつ興味を持った気がします。その後、シソンヌの長谷川忍さんととある番組で共演する機会があって。長谷川さんからヴィンテージを勧められたんです。そのときに購入したTシャツが本格的なきっかけになって、見事にハマりました。
──その前までは全く別の系統のファッションがお好きだったんですか?
和田 もともとはブランドもの(クールなモード系)が好きでした。だからこそ、まさか自分がヴィンテージにハマるなんて思っていなかったです(笑)。
──ヴィンテージは、かなり衝撃的な出会いだったんですね。
和田 ヴィンテージにハマって2、3年くらいで、まだまだ歴は浅めですが、(出会ってから)価値観が大きく変わりました。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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