元カレを殺した女と“優しすぎる夫”の真実――ドラマ『恋愛禁止』伊原六花×佐藤大樹が語る狂気と愛
執筆者: ライター/黒川すい
「最初は好青年だと思っていた」!? お互いの印象の変化を語る
──お互いの印象についても伺っていきたいです。初めてお会いした時と現在で、印象の違いは何かありますか?
伊原 (印象の変化)あります!佐藤さんのこと、最初は好青年だと思ってました。
佐藤 「思ってました」ってなに(笑)。
伊原 すごくムードメーカーで、現場を盛り上げてくれる太陽みたいな方なんだろうなって元々思ってて。お会いした最初ももちろんそう思っていたんですけど、それと同時に「ん?おやおや……?」と感じるところも出てきたんです。
佐藤 え?
伊原 現場を盛り上げる・明るい・楽しい・優しいっていう要素に加えて、今まで会ったことないタイプだなと思いました。自分のワールドがしっかりある人なんですけど、それを人に強要するわけでもない。自然とこちらが巻き込まれたくなるような世界観をお持ちなんです。知れば知るほど、見ていけば見ていくほど、深みが増していくというか……。
佐藤 それは嬉しいですね。
僕の場合は、伊原さんに対して印象の変化はあまりなかったです。関西出身ということは知っていたので、勝手なイメージですが“喋るのが好きなんだろうな”と思っていました。そのイメージ通り、いろんな人に明るく話しかけていました。
──ここまでのやり取りや空気感からも、お二人の仲の良さがかなり伝わってきたのですが、撮影時に何か印象に残っていることはありましたか?
伊原 マスコットがおまけに付いてるお菓子ってあるじゃないですか。それを集めるのが、現場でブームになっていたんですけど、中でも佐藤さんが率先して毎日1~2ダース買ってきてくれていました。ドラマの作風自体は暗めですが、撮影外のところではワイワイ盛り上げていただいたなと思います。
佐藤 辛いシーンやシリアスなシーンが多いんですけど、スタッフさんやキャストの皆さんの雰囲気がめちゃくちゃいいので、大変だと感じなかったです。サスペンスの現場ってどんよりしやすいんですけど、この現場はずっと喋ってますよね。
伊原 本当にね。自分の楽しみを見つけられる人たちが多いので、現場の空気が軽やかでありがたいです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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