上戸彩、“普段通り”でこの透明感……“ナチュラル美”の秘密と15年ぶり写真集の舞台裏台湾の街も楽しめる写真集『Midday Reverie』

“今しかない”という思いを持って生きてその瞬間を楽しんで欲しい

――そして、本誌smartも今年30周年のアニバーサリーイヤーの真っ最中。上戸さんが10代、20代の頃には、smartのカバーガールとして何度もご登場いただきました。

「smartさんもおめでとうございます！ 懐かしいですね。あの頃は、私もストリートな雰囲気が大好きで、smartはいつもチェックしていた雑誌の一つです。今もsmartで提案しているようなストリート系のファッションは大好き。カッコつけすぎていなくて自然体なんだけど、ワンポイントこだわりが入っていたりとか。キャップが似合う人も素敵だなと思います。私自身、今も力の入りすぎていないカジュアルなおしゃれは大好きです」

――今もsmart読者にとって憧れの女性である上戸さんからメッセージをお願いします。

「“今しかない”と思って生きて欲しいし、楽しんで欲しいと思います。もちろん今が苦しい方もたくさんいると思うし、私自身もsmart世代だった頃にすごく苦しい思いをしたこともありました。この世界に入ってからも、“本当は保育士になりたかった”と言っていた時期もありました。でも、その生き方が楽しいと思えるようになるまで貫き通して欲しいなと思います。もちろん、途中で辞めたり諦めたりするのも選択肢の中にあっていいと思いますが、それが“挫折”として自分の中に残り続けることになると感じるなら続けてみてほしい。続けているうちにそれが自分にとって意味のあるものに変わっていく瞬間が来ると思うので、そのときまで頑張って欲しいなと思います」